テーマ:バラがすき!(30637)
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Rokku の家の庭は、全然手入れが行き届いていなくて、「ガーデニングが好き」なんて言うと、笑われてしまいそうな「雑然」です。
で、信じられないでしょうが、Rokku は本当にガーデニングが嫌いではありません。あまり性格が粘着的でないというか、辛抱強く、我慢強くはあるのですが、徹底的にきれい好きではないんです。 詰めが甘いといいましょうかね。書く論文もそういう傾向が否めないのですが、「まあこんなもんでいいか」と、結果をネガティブに考えられない。出てきた結果を評価してしまうんです。いい性格と言えば、いい性格なんですが。 それがガーデニングにも遺憾なく発揮されてしまい、以前の姿よりきれいになっていると、それを過分に評価して、一人悦に入ってしまうのですね。でも、心に理想の姿をきちんと持っている人(いわゆるきれい好き)から見ると、今のうちの庭なんて、やはり雑然そのものなのでしょうね。夏の暑い間、何もしませんからねえ。 で、既にもって、今言ったことがまさに Rokku の家の庭が雑然としてしまう根本原因なのですが、それはいわば精神論です。それ以外に、技術的にも、二つほど大きな原因があります。 一つはなかなか芝生を刈らないこと。これは刈りさえすればいいので、敵は Rokku の怠惰だけです。今言ったばかりの精神論です。これについては、最近心を入れ替えているので、意外にそちらはきれい。 目下の問題はもうひとつのほうで、それこそが我が家の、夏から秋にかけての頭痛の種なんですね。それは、ナニワイバラ(難波茨)という名前のバラなんです。 自然百科事典によると、 中国中南部原産。つる性で常緑、茎は長く伸び、曲がった茶色の強い棘がある。小葉は3枚で光沢のある深緑色、長楕円形で先はとがる。花期は5月初旬。花径は6~8センチ、花弁数5枚の大輪で平開する[平べったく開くということです。一重のバラと思えば分かり易いかな]。花色は白で、かすかな香りがある。果実は洋ナシ形[こう聞くと食べられそうですが、ものすごく堅いです。漢方に用いられるとか聞きました]。わずかに棘がある。大阪(難波)の商人によって輸入され、江戸時代には金櫻子(きんおうし)の中国名で呼ばれた。変種に桃色のハトヤバラがある。 となっています。なんでナニワイバラと呼ばれるかも、これでお分かりと思います。 写真は来年の春にでもお見せしましょう。今年は、開花の時点で、我が家にデジカメがなかったものですから、お見せできませんでした。その5月初旬が、我が家の庭の一番絢爛豪華なときです。それほど咲くときは見事です。 辞典にあるとおり、江戸時代に輸入されたのなら、もっと盛んに園芸用に広がってもよさそうなのですが、意外に、あまり広まってはいません。 どうしてかというと、これは Rokku の先輩の言なのですが、枝がとにかく伸びるのですよ、乱雑に。3~4メートルぐらい伸びます。しかも四方八方に伸びるので、手入れが大変なのです。我が家では、5月の花が終わってから12月ぐらいまで、ただひたすら、庭の手入れというと、ほとんどがこのナニワイバラの伸びた枝の処理に終始しています。 もともと Rokku は怠惰です。だから、毎日こまめに少しずつ枝を切って備えるということができない。どうしてもまとめてやることになってしまいます。そうすると、枝が幹のようになって、すごく切るのに難儀するんです。 その大変さが、つい Rokku に二の足を踏ませる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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