カテゴリ:ワインと料理のマリアージュ
二日で終わると思ったんですけど、無理でした。というわけで、またしてもル・トア・ド・パリでのワイン・アンド・ランチの続きです。
最後のお皿は肉料理です。「和牛ほほ肉の赤ワイン10時間煮込み(Ragôut de joue de boeuf cuire 10 heurres)」。小田川さん自ら、満足のいく出来とおっしゃった一品です。でも、このお品書きをもらってビックリしました。10時間も煮込むんですね。仕込みに時間がかかって忙しい、と言ってらしたのが、片鱗程度とはいえ、分かったように思います。 ![]() 見るからにおいしそうでしょ? ダンはこれが大好物で、後で「稀に見る出来」との小田川評を聞いて、すごく悔しがっていました。無理もない。 合わせたワインは、コス・デストゥルネルの98年です。まだまだフレッシュそのものでした。言うまでもなく、煮込みには見事な調和ぶりでしたが、まだまだ置いておいたほうがよさそうです。Rokkuはしばらく触りません。 でも、スペースもあることだし、一応楽天内で見つけたものをご紹介します。ウィンドウ・ショッピングでもしてみてください。 ![]() ワールドリカーショップさん 税込み 11,400円 残り本数は書いてありませんでした 飲みやすいとあるけど、一般的にコスはやわらかいと言われているので、その言い方が個別のこのワイン評価として妥当という気はしません。実際に飲んでみると実にフレッシュですし。例えがいいかどうかは分からないけれど、ものすごく若い感じのラフィットを飲んで、無理しておいしいと言うよりは、もう少し実感としておいしい、と言える程度の熟成です。要するに、熟成感が出てくるのはまだまだ先ということ。 もっとも、熟成ということだけ念頭に置いていたら、いったいいつ飲めるんだ?ということにもなる。悩むぐらいなら飲んでしまうというのも一つの手です。だからセラリングは難しい。それぐらいなら「買ってすぐ飲む」も立派な一つの手法。ただRokkuは、同じボトルが幸いなことにまだあるので、もう少し置くことにした、というだけです。口に含んだときの濃さからして、かなり長い時間OKだと思います。でも、人生は短いしね。こっちが先にくたばってしまうかも……。ああ無常。 はい、そんなことは忘れて、最後にデザートです。「トリノ風マロンケーキ、ガトー・ショコラ、フランボワーズ・ソルベ・オー・ド・ヴィー・フランボワーズ入り(Turin, Gateaux chocolat classic, Sorbet framboise)」。 ![]() お品書きにはありませんが、手前にあるのが、フルーツ・カクテル。定番ですが、おいしいんです。あきない。 いやあ、おいしい食事とワインでした。恭子ちゃん、どうでしたか? また参加しますか? みんな大歓迎ですよ。夏にはブイヤベースを食べさせてもらわにゃいかんしね。プロヴァンスのワインがうちで控えている。マイクさん、ご一緒しませんか? 釈迦楽さんはどうですか? そうそう、現在同僚の、卒業生の方が就職決まりました。おめでとうございます。新しい職場は大変だと思うけど、頑張ってくださいね。そして、その頑張りのご褒美に、また食事会をやりましょう。それが励みになるといいですね。 ワイン持込みといえば、アメリカを思い出します。もう10年以上も前の話ですが、酒類販売の権利を入手するのがとても高額になるので、勝手にワインを持ち込んでもらって構わないというレストランがけっこうありました。 ル・トア・ド・パリも、日本では例外中の例外ですが、他にもチョコチョコあるみたいですね。今度研究会の懇親会がそういう持ち込みオッケーのレストランで、Rokkuはすごく楽しみにしています。イタリア料理屋さんなので、早速イタリア・ワインを仕入れました。またブログにアップしますね。 3月はそういう食事の話が実は多いのですよ、珍しく。ワクワクしています。言いにくいですけど、今夜も実はル・トア・ド・パリで卒業記念の食事会(ワイン・アンド・ダイン)をゼミの学生とすることになっています。楽しみです。またご報告しますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 8, 2008 04:34:50 PM
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