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2007.01.04
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カテゴリ:カテゴリ未分類



    3日に旅立ったカレの火葬に行ってきました。

    本当にこれでお別れです。

    午前11時半に中○島駅側のペット専用のセレモニークラブ

    簡単に洋風の祭壇に横たわったカレは相変わらず堂々とした存在感。

    相棒と姫と3人で順番に最後のお別れをした。

    姫『ろく ありがとう』

    相棒『お疲れ様』

    最後に私が『ありがとうね 向こうでジャッキーと仲良くね ゆっくり休んでね』

    気のせいか声掛けしながら頭を撫でると、しっかりと閉じ切れない瞳が

    涙で潤んでいたように見えた。

    不思議だね。

    私の声が聞こえてるなら返事してよ・・・。

    昨日から、ふとした時にこぼれる涙。

    何故だかかれる事をしらない。

    2時間近く経った頃係りの人から声が掛かった。

    「収骨の準備が整いました。こちらへどうぞ。」

    スターゲイツと名付けられた部屋の真ん中に

    伏せをした状態の通りにカレの姿が並べられていた。

    足から順番にキャニスターに納めていった。

    姫はやっと現実を理解したようだ。

    クラブで用意された花束とカレを納めたキャニスターを胸に抱き

    自宅に戻った。

    姫『ろくちゃんはどこにいったの?』

    私『お星様になっちゃたんだよ』

    姫『ろくちゃんは、どこでねるの?』

    私『・・・・・。』

    姫の質問は止まることをしなかった。

    主寝室のカレがいつも寝ていた、すぐ上にある出窓に

    カレの場所を作った。

    
    
    六 これからも宜しくね☆


    夕方から日曜に引越しを控えた実家に手伝いに出かけた。

    一段落して夕飯を食べ実家を出る時、ふと姫は夜空を見上げ

    『ママ~ あそこのなかに、ジャッキーとろくがいるんだよ!』

    何かを見つけたように月を指差し姫が言った。

    自宅に戻り、いきなり姫はリビングのシャッターを開けようとせがみだした。

    『シャッターを閉めちゃうと ろくちゃんがお家見えないよ』

    子供の発想は実に純粋で、私の涙はまた、枯れる事を忘れそうだ。





 ※ジャッキー = 3年前に他界した実家のポメラニアンである。

     





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Last updated  2007.01.06 16:35:55
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