ロルファーサイトウのつれづれ日記

第２・第４月曜日は読売文化センター横浜にて「実践ボディワーク」のクラス。新宿の「入門ボディワーク」や多摩の「実践ボディワーク」と比較すると難易度の高い内容になってきています。筋膜リリースになれた受講生の方の中には、ソマティクス中心のこちらのクラスになかなか馴染めない方もいるようなので、どういう内容にしたらいいのかが悩みです。ですので、時には難易度の高い筋膜リリースを入れるようにしています。

横浜でも「入門」と「実践」の両方を体験していただけるようにしたいのですが、それに割く時間がありません。入門クラスを引き継いでくれる方が欲しいなあと思います。実現したら、講師のばう犬&MSaitoは、カルチャーとは違った形式で「実践ボディワーク」のクラスを実施したいと考えています。カルチャーは月に６クラスあり、それぞれに違う内容にしているので、ネタをひねり出すのも大変です。もう何年も継続できているのは、受講生の方たちのお陰です。ありがとうございます。

今日は見学／体験の方がひとりずついらっしゃいました。「体験の日としては、今日は大ハズレだわよ」なんてを言っていらした受講生の方がいらっしゃいました（内容が難しかったようでスミマセン）。長いお付き合いをしてくださっている方の冗談なのでみなさん笑っていました。難しい内容だったにも関わらず、お二人ともとても興味を持ってくださいました。

内容は以下です（すでに書かれていたばう犬のブログからコピーしました）。
１．「横隔膜」を、肋骨弓、第１２肋骨、脊柱の付着部にて触察する。
２．「腰方形筋」を、腸骨稜、第１２肋骨の付着部、及び筋腹にて触察する。
３．「大腰筋」を、腰椎の付着部にて触察する。
４．「腸骨筋」を、腸骨前面にて触察する。
５．「大腰筋」と「腸骨筋」の境界を触察する。
６．「大腰筋」と「腰方形筋」の境界を触察るする。
７．「梨状筋」を、仙骨前面にて触察する。
８．「腹直筋」「外腹斜筋」「内腹斜筋」「腹横筋」を、明確に層を追って触察する。
９．「多裂筋」を、脊柱の付着部にて触察し、「起立筋」の圧迫があれば解放する。

触察は基本だし、機能を考慮に入れたセッションをするのであれば、こうした触察ができると正確な分析・誘導が可能になると思います。

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