近所にいつの間にか、あのサンドイッチの
SUBWAYができていました。
斜め向かいにバーガーキングがあるので、
「ここはアメリカ?」って感じ。
イタリアでこの光景は本当に珍しいです。ほんの少し前までは
マクドナルドが潰れる国、って言われるくらいでしたし、
今のところスターバックスカフェは国内に一軒もありません。
さすがに今となってはハンバーガーは若者に人気ですけれど、
開いたばかりのSUBWAYは店ガラガラっす。
昔バルベリーニ広場にもありましたが、潰れましたねえ。
今、サイトで店舗数を調べたところ、
イタリアには10軒しかないそうです(日本は221軒)。
アメリカの波が、イタリア人の食生活にどんな影響を及ぼすのか、
今更ながら楽しみです。
アメリカ~ンな話をもう一つ。
ホテルのお客さんとして知り合ったシカゴのリータが来たので、
昨日、一緒に朝食を取りました。
祖父母がカラブリアの出身である彼女は
年に一度はイタリアに遊びに来ます。
孫もいる年金生活世代です。
今回は団体旅行で、
ウチのホテルには泊まっていないのに、
わざわざグループを抜け出して会いに来てくれました。
この仕事も長いので当たり前なのかもしれませんが、
嬉しく、有難いことに、
世界中から来るお客さんたちと知り合うことができ、
その中の何人かとは友達になれたのです。
年末に、これまた今回は別のホテルに泊まっていたにもかかわらず、
わざわざ会いに来てくれたドイツ、マインタルのエレン。
彼女とはイタリア語と英語、ほんの少しのドイツ語、
まぜまぜで話します。
彼女ももともとはホテルの常連さんでした。
東京のまなさんご夫妻も毎年1月に来る常連のお客様。
今では大事なお友達となりました。
カナダのフランチェスカとパトリシア姉妹と彼女たちのそれぞれの家族も
もう長いことお友達。
馴れ初めをすっかり忘れていましたが、
よく考えれば、何とヴェネツィアのF氏も、もともとはお客さん!
神様です。
日本で働いていたらこういう人たちと知り合うことはありませんでした。
ローマにいる妙なジャパニーズ、マミに会いに来てくれる、
みんな大切な友達です。
アレ、それにしても
わたしに会いに来てくれるのは女性ばかり…。
なぜ…?
だ…男性は…?