|
テーマ:乳ガ~~ン(1222)
カテゴリ:が~~ん
私の「手」ですが・・・なかなか「しぶとい!」って、何もアプローチしていませんけど。
最近は、痛みを感じる時間(回数)が増えてきているように思います。 あとは・・・物をつかみ損なうことがあります。 例えば、床に「べろーーーん」となっている延長コード。 自分では、持ったつもりなんですけど・・・・あれ???? 手の中にない! 振り返れば、コードは「べろーーーーん」と横たわっていて、 「私は、ここよーーーー」って手を振っている?感じ。 あとは・・・包丁。 自分が思っているよりも、刃が内側に傾いて入るようで・・・ 油断をすると、左の親指が被害にあいます!!!! 本題・・・本題・・・・ ホルモン療法について。 先日、「Vol-Next」で医療相談を受けた時のお話や、 本も読んでみて、私なりに、色々考えみました。 その前に・・・ホルモン療法のおさらい。 女性ホルモン(エストロゲン)を餌にして、増殖をする性格を持っている 「乳がん」だった場合、ホルモン受容体「陽性」となり、ホルモン療法を行う。 私は、ホルモン受容体「陽性」でした。 ホルモン療法には、3種類のやりかたがあり。。。。 その1 : LH-RHアゴニスト製剤 薬名(リュープリン ゾラデックス) この方法は、閉経前の方が対象。 閉経前の女性は、脳の視床下部からLH-RHホルモンが分泌されて、 脳下垂体でLH-RH受容体に結びついて、卵胞刺激ホルモンを作ります。 この卵胞刺激ホルモンの指令を受けて、卵巣からエストロゲンが分泌される。 ホルモン受容体「陽性」の「乳がん」は、 このエストロゲンが・・・・・やばい!わけで。 LH-RH製剤ってのが、本物のLH-RHになりすまして、 脳下垂体でLH-RH受容体と結びついちゃうんですね~~~ 偽者ですから・・・当然、卵胞刺激ホルモンをつくることができず。 めでたく・・・・エストロゲンが発生しない!というわけです。 で。 この治療を受けている間は、「生理」がとまり。 更年期状態に突入となります。 その2 : 抗エストロゲン剤 薬名(タスオミン ノルバデックス 他) この方法は、閉経前後の方が対象。 この抗エストロゲン剤は、 本物のエストロゲンが、「乳がん」細胞のレセプターと結合する前に、 細胞のエストロゲンレセプターに先回りして、 そのレセプターと結合するもの。 だから・・・「乳がん」細胞は偽者エストロゲンを食べさせられるわけで、 細胞分裂をすることができなくなるってわけだ。 で。 抗エストロゲン剤の場合。 この薬に「生理」をとめる力はない!です。 なぜに??? 閉経前後なのかというと、 抗がん剤の影響なんだなーーーー 抗がん剤は、細胞分裂が早い部分を攻撃する!という性質があるため、 まっとうに生きているのに、 爪・毛根・胃腸系・卵巣は、その攻撃対象となってしまうわけです。 なので! 抗がん剤治療中に「生理」がとまってしまう場合がありますね。 「生理」が抗がん剤の攻撃でとまっているのか、 「閉経」でとまっているのか分からん!場合に、このお薬を使うわけです。 その3 : アロマターゼ阻害剤 薬名(アリミデックス フェマーラ他) この方法は、閉経後の方が対象。 女性にとって。女性ホルモンは、とーーーっても大切なもの。 なので、「閉経」という形で、卵巣の働きが低下して、卵巣でエストロゲンを 作ることができなくなっても、細々と・・・・他の場所で作るわけです。 他の場所とは・・・副腎。 副腎で作られたアンドロゲンが、脂肪細胞にあるアロマターゼと結合して、 エストロゲンを作りだす! そこで。 そのお薬は、アンドロゲンになりすまし、アロマターゼと結合しちゃう! かわいそうに・・・細々と作られていたエストロゲンも、 シャットアウト!されてしまうわけです。 その2の「抗エストロゲン剤」のほかは、 それぞれ、副作用があり・・・・これが個人差があるものの、患者さんは苦しむわけです。 私の場合は、 「不眠」・「うつ」・「ホットフラッシュ」・「手の不具合」が主だったもの。 で・・・このブログの始めにも書きましたとおり、 現在は「手の不具合」に悩まされているわけです。 ---- つづく ------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月03日 20時49分46秒
コメント(0) | コメントを書く
[が~~ん] カテゴリの最新記事
|