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カテゴリ:家族のこと
今回の地震。
テレビで放送されている惨状をみると・・・心が痛いです。 あっけない・・・ですね。 あの地震の瞬間までは、普通の生活があったんですもの。 我が家も、地震当日は、家族がバラバラでした。 朝。普通に起きて。 お弁当を作って。 朝ごはんを食べさせて。 普通に送り出す。 家の仕事をやって、私も午後から仕事へ。 仕事を始めて2時間。 地震が起きました。 生活が一変。 子供たちとも連絡がつかない。 学校にいる時間だから、絶対に大丈夫! って思いながらも不安でいっぱい。 娘・ぱぴよんの学校は、海の近く。 仕事場から、自宅マンションへ。 たくさんの方が外で呆然と立っていました。 マンションが大きく揺れて・・・ 外で地震にあった方が、私の住む棟は、誰がみても、大きく揺れていたとのこと。 つまり、外を歩いていた方が、分かるほど揺れていたみたいです。 エントランス付近は、段差ができていました。 もちろん、エレベーターは止まっています。 お部屋の中で地震にあい、怖くて逃げ出してきた方の話を聞いていたら、 心配だけど家に入る勇気が整うのに1時間以上かかりました。 階段で、13階まで・・・体力のないことを実感。 玄関をあけたとたんに、「えーーーーーー!」って声が上がっちゃいました。 冷蔵庫が前進・食器が数個割れて破片飛び散り。 食器棚&シンクの引き出しが、すべて開いていた。 ダストボックスが3つ入った、家具がひっくりかえり。 建付けの悪いはずの引き戸が閉まっており。 アルバムなどの重いものが入っている収納棚は、中身が飛び出し。 電気のかさは、斜めになり。 洋服ダンスの引き出しが、開いていた。 机の上のものなど・・・すべてが散らかって。 子供の部屋は、本などが散乱。 洗面所・お風呂・キッチン・・・・・ どこから・・・片付けたらいいのやら。 でも、まずは、避難持ち出し用の荷物を作る。 非常食用の乾パンと水。 お菓子類 と 数日前に作った「バナナマフィン」。 ホカロン・靴下。 保険証と銀行の通帳と印鑑。 私の薬。 子供たちのコート。(暖かい朝だったのでコートを着ないで登校しちゃったのだ) 学校関係の緊急連絡網。 懐中電灯・ラジオ・電池(これがなかった!) 携帯の電池パック。 地図(もしも、歩きで子供のところへ行く時用) こんな感じ。 今も、玄関に置いてあります。 貴重品の入ったかばんをかついだまま、 電気がストップだったので、太陽が沈む前に、割れた食器の処分。 できる限りの安全を確保するための片付け。 絶対に、電車は動いていないことが分かっていたけど、 子供が気になって・気になって・・・情報を求めて。 貴重品かばんと、子供のコートを持って最寄の駅へ。 電車は、まったく動いていませんでした。 駅へ向かう途中で、マンション管理組合の方々が、 夕方6時から、マンションの貯水蔵から生活水を給水してくれるとのこと。 我がマンションは、停電すると水もストップします。 駅から戻り、いったん、階段で13階の家へ。 空っぽのペットボトルを3本。エコバックに入れて、また1階へ。 暗くなっていたし、懐中電灯はあるけれど電池がないから足元怖い。 テンションが下がる。 とっても寒い。 給水の列に並んでいたら、どこかのお子さんが・・・ 「星がきれいだよ!」 って。 本当にきれいだった。 お水が入ったペットボトルを3本背負って、また、13階まで階段。 暗いし、頭クラクラだし。 今、自分が何階にいるのか・・・・? でも、ありがたいです。 お水があると、ないとでは、気持ちがぜんぜん違います。 たったひとりで、暗い家の中・・・・連絡のつかない子供が心配でした。 でも。 子供たちは、連絡をしてくれていたんです。 メールがセンターで滞っていただけ。 突然。たくさんのメールが飛び込んできました。 二人とも、学校にいる! ケガないって。 嬉しかったよ~~~ 娘・ぱぴよんの腹痛事件は心配だったけど、 これも、お友達のお母さんの助けがあって、解決。。。。 そうこうしているうちに、電気が回復。 お水も、ガスも回復。 電気が回復した瞬間。 すごいタイミングで、大阪に住むスージーママから電話! 「大丈夫????」の声に、涙がでるほど嬉しかった。 ブログでお友達になった「相合傘さん」からもメールが入り。 「相合傘さん」の地方の方が、大変な状況だったのにかかわらず、 お気持ちがとっても嬉しかった。 まだまだ、書き足りないけど。 また 今度。 でも、普段の生活が壊れるなんて、あっけないです。 私が病気の告知を受けたときも、そうだったけど、 普段の生活の大切さ。 しみじみ感じた日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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