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テーマ:ヒロシマ(3)
カテゴリ:生き方・モラル
広島に原爆が落とされてから65年目。
この年に生を受けた人が、今や還暦を超えているわけですから、 時の流れは速いし、 その分、その時代のことも風化していくのはやむを得ません。 僕などは終戦後20年近く経ってから生まれてますから、 もとより戦争の悲惨さなど知るべくもない。 僕が広島に落とされた原爆のことを知ったのは、 小学生の頃に『はだしのゲン』という漫画と出会ってからでした。 漫画の世界でしたが、それは子供心を震撼とさせました。 こんなことが数十年前に本当にあったのか、と思うと、 なおさら空恐ろしくなったことを覚えています。 大人になった今の感覚で世界を見渡してみると、 ならず者国家の存在や、 およそうかがい知れない宗教観に凝り固まった テロリストの暗躍が見え隠れし、 『抑止力としての核』を持つことも 半ば肯定してしまうような空気があります。 僕も思考停止に陥ってしまうこともしばしばです。 しかしそうではあっても、やっぱり1年に1回は 昭和20年8月6日に広島で起きたことを思う習慣があっても良い。 望むべくは、年に1回は広島の原爆資料館に足を運ぶ機会があっても良い。 そして、改めて核兵器の恐ろしさを疑似体験する。 これこそが、本当の抑止力になると思います。 と、ここまで書いてきて、果たして自分はできているのか? とこの日記を見返していると、 今から3年前の8月6日の日記に広島原爆のことを書いていました。 1年置きましたが、去年の8月6日の日記も広島原爆がテーマでした。 ただ、原爆資料館へ足を運んだのは、今から5年ほど前。 今はまた展示品が増えたり配置が変わっていると聞きます。 そのうちまた足を運ばなければぁ、とは思っていますが、果たして。
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