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テーマ:猫のいる生活(12)
カテゴリ:動物・猫・ペット
猫のシッポといえば、胴体並みに長いシッポが定番ですよね。
ところが、異常にシッポの短い猫もいます。 実はわが家の黒猫・ピンキーもそのたぐい。 お尻のあたりがモコッとしているだけで、 こりゃどう見てもウサギのシッポみたいですね そういえば、旅行誌『じゃらん』のキャラクター「にゃらん」も シッポが短かったっけ? 西洋猫はシッポの長いのが圧倒的な数にのぼりますが、 日本猫は意外にシッポの短い個体がいます。 歴史をひも解くと、これは中国がルーツなんだそうです。 今の日本猫はだいたいが、 古代に中国大陸からペットとして連れて来たのが始まりなんだそうですが、 当時の中国(唐? それとも隋?)では、 長いシッポの猫は、長く棲息すると そのうちシッポが二股に分かれ、「ねこまた」という妖怪に化け、 人間に悪さをするという伝説があり、 忌み嫌われていたんだそうです。
その代わり、突然変異で誕生したシッポの短い猫が むしろ重宝され、一生懸命交配されたんだとか。 中国で好んで飼われていたシッポの短い猫が日本へ渡り、 それが繁殖したということで、 昔の日本猫は、野生の山猫はともかく 実はシッポが短いのが定番だったのかも。 明治維新で西洋からも猫が輸入され、 それでシッポの長い猫が幅をきかせるようになったのかもしれませんね。 たかがニャンコですが、壮大な歴史があるんですねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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