こんぱすコーチの全方位日記

組織の風土を良くするためのバイブルとして、
マイコーチがこういう本を推薦してくれました。

【送料無料】スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則 価格：1,575円（税込、送料別）

米国の片田舎からわずか数店舗で出発したコーヒーショップ。
40年弱で全米はもちろん、世界中にチェーン展開し、
日本でもおなじみのブランドとなりました。

なぜゆえスターバックスが驚異的に発展できたのか。

その秘密を明かしているのがこの本です。
著者は米国スターバックスの取締役を担っていた人なので、
組織に対する考え方やご自身の行動規範について、
首を縦に振ることしきり。

ざっと読んだところでは、
コーチングを学ぶと必ず行き当たる内容がほとんど。
特に人間としての生き方、自己基盤や自己肯定にねざす部分に
大きく焦点が当たっています。

読み進めていくうちに、ハッとするフレーズに行き当たりました。

「もしこの世界に賞賛も批判もないとしたら、
あなたはどういう人になりたいですか？」

僕はこのフレーズに対する仮の答えを持って
コーチング・セッションに臨んだのですが、
コーチとディスカッションしていて、結局、
「これは、自分が賞賛されなくても批判されなくても、
おかまいなしに行動できる自分、あるいはその行動、を指している」
という話に落ち着きました。

いわゆる『価値』ですね。

自分がふつうにやっている行動の中で、
実は他の人から賞賛されるべき行動はけっこうあるものです。
（逆もまたしかり。自分としては何のわだかまりもない行動なんだけど、
他人から見たら「ちょっとそれはダメよねぇ……」というのもありますが）

自分はふつうにやっているので、何の気負いも気合いも必要なし。
嬉々として取り組んでいる。
コーチングを始めとする自己啓発分野では、
それがその人の『価値』とされています。

マイコーチ「ところで、まさやんはどういう人になりたいの？
　　　　　　どうありたいの？」

いきなり質問を振られました。

うーーーん……。

沈黙が20秒くらい続いたでしょうか。
その瞬間、パッとイメージが出てきました。

異動してわずか２か月の身分にしては逆説的なのですが、
『今の部署に自分の姿がいない将来』

組織のメンバーが嬉々として仕事に取り組んでいる。
そのベースには僕が組織に持ち込んだセオリーや風土が生きている。
でもそこには僕は既にいない。
僕はさらなる次のステップへと進み、まったく違うフィールドで、
新たな取り組みを始めている。

そんな「ありたい姿」がスッと頭の中に浮かんできました。
そのことをマイコーチと共有。

そんなビジョンが、ありたい姿が、いつのことになるのか。
今は具体的なロードマップを描けませんが、
このビジョンを念頭に置いて、行動していこうと思います。