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カテゴリ:コーチング・コミュニケーション
先日、マイコーチとのセッションで
気づかされたことがありました。 最近、自分の周囲で起こったできごとについて マイコーチに報告したのですが、 それをきっかけにして、 「相手の言動に反応する」際に、 自分の心の中でどういう思いが出てくるのか、 といったことに話題が移りました。 --以前はネガティブなことを言われると、 即座に反発心が湧いていたんですが、 今は、「相手にどういう背景があって こんなネガティブトークが出てくるんだろう?」 と考える余裕が出てきました。 コーチ「へぇー、そうなんですか、なるほど。 …で、一つ聞きたいんだけど、 そういうふうに相手を取り巻く背景を考える段階で、 まさやんの心の中には、どういう事態が起きてます?」 --ん? どういうことですか? コーチ「えーと、つまりね。 『相手の背景を考えねばならない』という、 『Must』で考える自分がいたりします?」 --あ、そうじゃないんです。 以前は「ねばならない」にとらわれていたと思いますが、 最近は馴れてしまって、こういうシチュエーションの時は思わず、 相手の背景を考えている状態。 --いつの間にか、相手の背景を考えているんですよ。 コーチ「へぇ、そりゃ良いですねぇ! じゃ、頭の中にもう一人のまさやんがいるわけじゃないんだ」 --えーと。いや、いるかもしれません。 で、そいつとはいつもボケとツッコミをやってますね。 コーチ「なになに? 関西人らしい話ですね! 具体的にどういうことなの?」 --んーと、たとえば自分になにがしかの課題が与えられたとしますよね。 それをどうやって解決していくか、というプロセスを考えるときに、 僕自身が「こーやって、あーやって」と頭の中でシミュレーションしてると、 もう一人の自分が 「はいはい、だからこーして、あーして……。いや、ちゃいまんがな!」 と、そのプロセスだとうまく行かない場合をイメージしながら ノリツッコミをするんですよ。 そうすると僕自身が、 「あ、このプロセスはまずいから他に手段はないかなぁ」と、 また新たに考えを深めていくんです。 コーチ「ハッハッハ(笑) そりゃ面白い! そんなボケとツッコミが頭の中で展開されてるって、 僕は今まで歩んできた中で初めて聞いたなぁ!」 …と、たいそう驚かれました。 僕的には、 「他の人もなにがしかのボケ・ツッコミをしているもの」 という感覚でいたので、今まで特に何とも思ってなかったのですが、 コーチからの言葉で、 「えっ、これって自分特有のものなんや~!」 という気づき、発見があったことです。 人間って、 「自分がふだんやっていることは 他人も同じようにやっている」と思いがち。 でも実際は、唯一、自分だけがやっていること ってあるんですよね。 それがいわゆるその人の「強み」なんだと思います。 自分の「強み」を活かすと、 とってもハッピーな人生を送ることができるわけですが、 しかしなかなか「強み」を見つけるのは難しい。 それというのも、上述のように 「ふだん無意識で何気なくやっていること」が 「強み」そのものだったりするからです。 無意識でやっているがゆえに認識できないわけです。 今回、新たな自分の強みが発見できましたが、 これはコーチが身近にいて、常にフィードバックをくれているから。 こういう手段を執ると、自分の「強み」が見つけやすくなる、 という例でした。
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