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テーマ:感謝のキモチ…(1)
カテゴリ:生き方・モラル
捕鯨問題を「自分としては答えが見つからない」
という書きぶりで記した昨日の日記。 「何となくまさやんらしくない」というフィードバックを ブロ友のkanosaさんからもらいました。 --やっぱりね。そう感じられたのか^_^; 太地町の人たちの生活がかかっている捕鯨。 鯨を捕ることで彼らは生きる糧を養っている。 そこに「高等生物だから殺すな」という発想はお門違い。 でも鯨のしとめ方はやはり残酷な光景であり、 僕としては反捕鯨主張者の気持ちもわからないではない。 どことなく煮え切らない感情。 そこを「らしくない」と、鋭く指摘されたわけです。 このような複雑な心境になってしまったのは、 昨日の日記の後半に書いたように、 猫を2匹飼いだしたことが要因です。 彼らの世話を通して、 動物に対する自分の感情に 意外と大きな変化が起きたようなんです。 去年、宮崎で発生した口蹄疫を封じ込めるため、 多くの肉牛を安楽死させた件、 最近では福島第一原発周辺の立ち入り禁止区域で飼育されていた 牛や豚が、全町民の避難指示によって世話が行き届かなくなり、 結果、餓死してしまった件。 世間では「可哀想」の声が相次ぎましたが、 しかし事故が起きなければ 無事に出荷されて命を絶たれ、「肉」という商品になるわけで、 牛や豚にしてみれば、どっちにしろ命を失うことなので浮かばれません。 --……いかん、いかん。ますます深みにはまってしまう(^_^;) そういえば、昨年秋まで僕のそばにいてくれた初代マイコーチが、 あるとき、こんな話をしてくれたのを思い出しました。 「僕が食事するときには、 感謝を持って『いただきます』と口に出しているんだ。 その食材を育ててくれた人、調理をしてくれた人への感謝ももちろんだけど、 命を差し出してくれた食材そのものに対しても感謝している。 『命をいただきます』という意味で言葉を発しているんだよ」 人も動物も、他者の命をもらわないと生きていけないのは自然の摂理。 だからこそ、自分に捧げてくれた命に感謝することが 日々にわたって必要、ということなんでしょうね。 今ごろになって、初代コーチの言葉が胸に響きます。
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