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カテゴリ:コーチング・コミュニケーション
マイコーチとのコーチングセッションで、
僕の勤務先で事故やクレームが生じたときの社内対応について、 ディスカッションをしました。 コーチ「今は、どういう対応プロセスになっているんですか?」 --営業から報告書が発行され、それに基づいてミスを発生させた部門が 原因と対策を記入した「状況説明書」を出すんです。 --で、これらをとりまとめる専門部署がファイリングをして、 内容をアーカイブしていって…… コーチ「そりゃ、まるで行政の仕事ですね(笑)」 --そう思われます? コーチ「起きたことに対して原因と対策を講じ、 ナレッジとして共有していくのは良いと思うけど、 結局、それだけでは過去のできごとを前提で モノを考える組織になってしまわない?」 --はぁ。……「原因と対策」というと聞こえは良いんですけど、 現実には「誰がこんな事故を起こしたんだ!?」って 犯人捜しがメインになることもあって……。 コーチ「そうでしょう、そうでしょう。 となると、本来、組織としてあるべき姿からは どんどん遠のいてしまいますね。」 --そうなんですよね。今のやり方がどこまで実効性があるのか。 かなり大きな疑問符がついています。 コーチ「過去を前提としてしか、ものごとをとらえられない、 そういう環境下になってしまうと、 今までにない突発的な事故が起きたときに、 何も対処しようがない組織になるんですよ」 コーチ「最近はやりの『想定外』。 あれは組織が考える力を失っている証拠。 過去のできごとだけをナレッジしているから そういうセリフが悪びれもなくポンと出てくる。」 --あ、なるほど。ウチの会社でも何となくそういう空気があるなぁ。 コーチ「過去に例を見ない突発的な出来事が起こるのが世の常であって、 『何が起きてもおかしくない。でもどんなことにも対処する』 という風土を組織に根付かせることが必要なんですよ」 --なるほど、なるほど。 コーチ「さぁ、まさやん。 そういう風土をあなたの所属先の部署に根付かせるために、 明日から何をなさいますか?」 --ドキッ! あ、明日から……? ……想像もつきません。 このあと提案として、ある方法論を教えてもらいました。 目から鱗が落ちました。 その方法とは……。 ここでは明かしません。僕とコーチの秘密にしておきます(・u・)
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最終更新日
2011年06月08日 07時53分10秒
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