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カテゴリ:パソコン・ネットワーク・家電・ケータイ
昨年秋に発売されたシャープのタブレット端末
『ガラパゴス・メディアタブレット』。 僕も10.8インチ版を購入したわけですが、 なんと1年で発売終了となりました。 上の写真のように発売終了を報じる日経新聞の記事を、 皮肉にもメディアタブレットで読んだ次第。 タブレット端末はこれからノートPCを凌駕して さらなる発展が期待されているIT機器ではありますが、 米・ヒューレット・パッカード社のタブレットも 発売開始わずか1か月で販売が中止となったりしていて、競争は激しく、 唯一、嚆矢となったアップル社のiPadが 一人勝ちの状態になっています。 向かうところ敵なしのアップルに挑戦状を叩きつけた感のある シャープのガラパゴスでしたが、 結局は販売戦線では相当苦労したよう。 もともとネット等を通じてのメーカー直販だったので、 電器店での露出度も低く、 知名度が上がらなかったのが致命的だったと思います。 製品コンセプトは電子書籍の端末機能に力を注いでいましたが、 片や電子書籍はおろか、音楽、ムービー、アプリ等、 パソコンの代替として君臨するiPadに比べると、 やや精彩に欠けました。 しかも頼みの電子書籍は日本固有の著作権問題が横たわり、 なかなか書籍の点数が増えていません。 僕も結局は、電子書籍の中で読みたい本が見つからず、 現在は日経新聞用の端末として使用しているのみ。 その日経新聞電子版もスマートフォンからでも読めるため、 ガラパゴス・メディアタブレットの出番はますます少なくなっていました。 SONYからもタブレット端末が販売されるようですが、 どうも前評判でこれといった話題は出てきてません。 ますます一人勝ちが鮮明になったiPadですが、 Flashを敵視しているアップル社の端末である以上、 Webの世界では当たり前になっているFlashムービーの再生ができず、 ストレスを感じているユーザーは僕も含めて相当多いはずで、 やはり他社のタブレットの活躍に期待したいと思っています。 来年はタブレット端末用として展開可能なWindowsOS、 Windows8がリリースされるニュースも伝わってきており、 そうなると、日本の電機メーカーからも Windowsベースのタブレット端末が相次いで発売されましょう。 シャープの捲土重来に期待したいと思います。
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