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テーマ:苦手な上司、御局様(2)
カテゴリ:コーチング・コミュニケーション
昨日の続きです。
たくさんの方からコメントをいただいて感謝です。 どれも参考になるなぁ。 昨日も書いたように、 これほどコミュニケーションの違いや 性格の違いについて学んできているんですが、 やっぱりとっさの瞬間には素の自分が出て、 条件反射的に反応してしまうことが、よぉーく分かりました。 いくら座学で知識やスキルを蓄えても、 実践で使いこなせなければどうしようもありませんねf(^ー^; 昨日書いたプロジェクトについて どうしてもその部門長が続きのミーティングをしたがっている、 ついてはいつがよろしいか、と仲介役の部員が僕のところにやってきました。 もうここでダメです。反応している自分がいます。 「何で、その部門長自らが僕を呼びつけて『話し合いをしたい』と言わないのか?」と。 仲介役を立てて自分の意志を伝えることに、すごくまどろっこしさを感じるし、 ええトシして自分で自分のことができないのか? といぶかる向きもあります。 そこで、皆さんのコメントを読ませてもらって気づきました。 そう、ひょっとしたら彼は僕のことを怖がっているのかも、と。 思い当たるフシがあります。 1か月ほど前、このプロジェクトの稟議を通すにあたり、 事前に役員会で説明をすることになりました。 その部門長と2人で役員会に臨んだわけですが、 事前の打ち合わせでは、その部門長はプロジェクトの当初の経緯を知らないので、 説明そのものは当初からプロジェクトに関わっている僕がすることとしていました。 ところがいざ始まると、前置きの説明をその部門長がし出したんですが、 それが実に長い。 「そんな話、誰も聞いてないやろ。はよこっちにバトンを渡せよ」 と胸の中でつぶやく僕。 ようやく水を向けられて、そこから僕のペースでプロジェクトの経緯から 今回決裁を受けたいこと、将来構想について語り、 質疑応答もすべてこちらでこなしました。 彼は説明そのものは僕に任せるけど、 全体は自分が取り仕切りたかったんでしょう。 でも僕は説明そのものを自分がすべてまかなうから、 その部門長には横で座ってもらってるだけで良い、 ぐらいにしか考えてませんでした。 ようやく役員会での説明を終え、別室に戻ったときに その部門長は「いやぁ、助かった。ありがとう」と言ってくれたのですが、 今にして思えば、どうもこの感謝の言葉は素直な気持ちから出たのではなく、 自分が説明を取り仕切れなかった、そして格下の僕がすべてをコーディネートしている、 という状況に、卑屈な思いが去来した挙げ句の最大限の皮肉だったのかな、 と感じるのです。 それをこちらは単純に素直な感謝の気持ち、と捉えてしまった。 だからそれをバネに、良かれと思って次々と行動を起こしたわけですが、 それがそのさらに部門長の『鼻についた』のかもしれません。 今日の夕方、そのミーティングをするわけですが、 どうやったらアサーティブに話を進められるか、 皆さんのコメントをヒントに考えてみたいと思います。 ありがとうございます。
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