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テーマ:マーケティングしよう!(2)
カテゴリ:ビジネス・経済・政治
先日の日記に書いたマーケティング通信講座。
初回導入キットの中に入っていた、 マーケティングマニュアルを読んでいるのですが、これが実に勉強になります。 『マーケティング』の解釈はいろんな説があるのですが、 この通信講座で謳われているのは、 「マーケティングはセールスではない」というもの。 セールスの延長線上にマーケティングがある、と思っていた僕にとっては、 意表を衝くフレーズです。 セールスを「売上と利益を確保するための活動」と定義するならば、 マーケティングは「信頼と評価を得るための活動」。 売上や利益は後からついてくる、という考え方です。 右肩上がりの時代なら『セールス』でも事足りました。 押しつけ販売を嫌忌したお客が1人2人いたとしても、 その数を凌駕する新しいお客がいましたから。 ところが今の世の中はすっかり成熟した時代です。 街中にはいろんなモノがあふれかえっているし、 家庭の中にも何か必需品が欠けているという状況はほとんどありません。 そんな環境下で『セールス』一辺倒の「売らんかな」主義では、 決して事業は成功しない。 もはや時代は『マーケティング』を必要としている、というのです。 で、その『マーケティング』観点から「やってはいけない」ことが たくさんあるんですが、 その中でも代表的な手法が「飛び込み営業」「テレアポ営業」なんだそうです。 もともと人間は「誰かに押しつけられて行動をとらされる」ことに 心理的な嫌悪感を覚えるんだそうです。確かに僕にも心当たりがあります。 「飛び込み営業」や「テレアポ営業」で余計な時間を使わされ、 挙げ句に押し込み販売されてしまう。 まだそれでも買ったモノに満足すれば良いのですが、 モノが自分の意にそぐわなかった場合、どういうことが起きるかというと 「二度とあの業者にはかまうまい」と心に誓うし、 周囲にも「あの業者に気をつけろ」とネガティブ・キャンペーンを張る。 かくしてそんな営業手法を講じている会社は 信頼や評価を大きく失うことになります。 マーケティングを極める、ということは、 自分の売っているモノの価値を上げ、世間からの信頼と評価をきちんと得ること。 そうすればむしろお客様の方から「売ってください」と来るはずだ、 というのが今回受けている通信講座のマーケティング理論です。 そうは言っても「言うは易く行うは難し」。 1つひとつ、できることから実践していこうと思います。
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