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テーマ:勝手な思い込み(8)
カテゴリ:コーチング・コミュニケーション
先日、前に在籍していた部署の新任部長とのいさかいについて書きましたが、
その時に複数のブロガーさんから 「まさやんは『思い込みが過ぎる』んじゃないか?」 というフィードバックをもらいました。 これが自分的にはけっこうキツいフィードバックなのです(苦笑) だって目の前に起きた事象に対処するために、 これまでの経験や体験と照らして、ことの成り行きを『推測』し、 うまく運ぶようにするのは誰でもすることであって、 その『推測』(つまり『思い込み』)が『過ぎている』だなんて、 自分としてはついぞこれまで意識したことがなかったからです。 僕的には「ちょうど良い加減の『思い込み』」だったはずなのに、 それが他人から見たら『過ぎる』と思われる。 たった1人からのフィードバックだったら割り切れますが、複数の人から指摘されると 「えっ!? そうなんっ!?」と、少なからず胸中はざわめいています。 …という話を、マイコーチにしてみました。 コーチ「へぇ! そんなことがあったんですか~(笑)」 --コーチはどう思われます? 僕、思い込みが『過ぎる』って感じられます? コーチ「ハハハ。いやぁ私はね。今どういうことを感じているかというと、 まさやんが自分の内面をきちんと開示しているなぁ、ということなんですよ」 --はぁ……。はぁ?(どういうこと?) コーチ「今までは思い込んでいる自分を意識してなかったんですよね。 でも今はきっちりアンカリングされてますよね。『思い込み』というテーマが」 --……ええ、そうですね。 コーチ「ま、そのフィードバックをしてくれた方とまさやんとの間で どういう対話があったのかはわかりませんけども、 少なくとも私は、まさやんとこれまでお付き合いした中で、 さほど『思い込みが過ぎる』という印象はないですね」 --あら、そうですか。(ちょっと安心~♪) コーチ「でも、お知り合いの方がおっしゃってるのは事実だしね…。 で、あなたはどうされたいんですか?」 --うーん。自分が『適度だ』と思っていたことが『過ぎてる』ということなので、 その加減が知りたいし…。 コーチ「改善したいと思っている?」 --はい。 と、こんな調子でセッションを続けていくうちに、 途中で大きく話題が別の方向へと変化していったので、 とりあえず『思い込み』というテーマについてはスッキリした答えが出ませんでした。 1つ言えることは、 僕の性格タイプから言うと、「何ごとも失敗せずスマートに落着させたい」 という意識が強く、だから先読みする気持ちが先鋭化しているのかな、と。 それが時に『思い込みが過ぎる』という話になっているんだろう、と。 自分にとって適切な答えを出そうとするあまり、 人の話を自分なりの解釈でカテゴライズし、 相手に確認もせず勝手に抽出・分類し、 そこから答えを導き出している。 そういうプロセスがあって、そこでミスマッチな話になっているセンが濃厚です。 --人の話をフワフワ感で聞いてた方が良いんですかねぇ? コーチ「ふぅむ。そう思われるんですね?」 --なんだか真剣に聞けば聞くほど「勝手に解釈」虫がうずき出すんですよ。 コーチ「なーるほど。まぁ、じゃ、それも試してみる価値があるかもしれませんね」 --とりあえずね。自分の『思い込み度』を測るために、 今度、部下から評価してもらう評価表の中に、 「まさやんは『思い込みが過ぎる』と思うかどうか?」という設問を入れてみたんです。 コーチ「はっはっは! やりますねぇ。もうすっかり次の行動に出ていますね!」 そういうわけで、 200名弱の部下から僕の『思い込み度』を診断してもらおうと思います(笑)
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