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カテゴリ:ビジネス・経済・政治
マーケティングの原則とは何か?
わかったようでわからないこの問い。 僕も答えに難渋していました。 大多数の人は 「売上と利益のため」とか 「集客と顧客満足のため」と答えますよね。 僕が最近学び始めたマーケティングの講座では、 こういう答えをバッサリ斬り捨ててます。 いずれも「それはマーケティングではなく『セールス』だ」と。 10日前の日記にも書きましたが、 マーケティングとセールスは根本的に違う。 セールスは「売ること」が目的になるので、 「売上と利益のため」は確実にマーケティング活動ではなく セールス活動の範疇に入ります。 売ることが目的になってくると、 どんな商品でも売ってこい、となります。 バグだらけのシステムを「完全版」と欺いて売ったり、 断っている相手に向かってゴリ押し販売したり。 こうなると、いっときは売上もあがるでしょうが、 信頼や評判はがた落ち。後が続きません。 僕の受講している講座では、 マーケティングの原則を 1.お客様が買ってくださる 2.そのお客様が、また買ってくださる 3.そのお客様が、他のお客様に紹介してくださる と説いています。 このマーケティング原則を貫けば、売上や利益、集客や顧客満足は 後からついてくるはずだ、と。 そもそもマーケティングとは 「信頼」と「評判」のために行う活動であり、 決して売上や利益を第一義に考えるような浅ましい活動ではない。 「信頼」「評判」を第一義に考えれば、 相手が嫌がるような押しつけや バグだらけで使いづらいシステムを平気な顔をして販売するなんてことは 絶対にできるはずがありません。 自分たちが心から愛せる商品やサービスでなければ、売ることができない。 それが本来のあり方だと思うのです。 こういったフレーズが散りばめられたマニュアルを読むにつけ、 勤務先の現況とを見比べると、ため息をつきたくなりますf(^ー^;
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