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カテゴリ:ビジネス・経済・政治
昨日の日記に書いたことを、マイコーチに話しました。
コーチから 「『評価』と『承認』は違うんだよね」 という言葉をもらいました。 「ただね。」 とコーチは続けます。 「でも仕事という面で、彼女は落伍者だ。 会社にとっては率直に言ってお荷物であることは事実。 彼女のモチベーションの改善を気長に待つ余裕はないですよね。」 「もしここに最高のマネジャーがいたとしたら、 そのマネジャーは彼女に対してどういうジャッジをするだろう?」 --え? ……痛いところ衝きますね^_^; そこが一番僕のわからないところなんです。 「そうでしょうねぇ(笑) ……もし、経営の神様と言われる松下幸之助さんだったら、 そういう社員に対してどういう言葉をかけていたんでしょうね?」 そういえば、先日NHKで『神様の女房』というドラマを放映してました。 現在のパナソニック、当時の松下電器産業を興した松下幸之助氏を、 奥さんである「松下むめの」さんの視点で描いたストーリー。 ドラマの筋書きが事実であるならば、 松下幸之助翁は松下電産の創業から終戦直後に至るまで、 実はとんでもない癇癪持ちで、人を信じず、ケチでワガママで 物欲にふける青年実業家の一人にすぎない。 そこを奥さんであるむめのさんが、 人を信じることの大切さ、人を育てることの大切さ、 信義誠実とは何か、 そういった道徳面のことをこんこんと自分の夫に言い聞かせ、 自らも社員に対して実践し松下の発展を支えた、とあります。 幸之助翁の言葉に 「松下はモノを作る前に人を作っとります」 というフレーズがありますが、 ひょっとするとこれは奥さんの受け売りの言葉なのかもしれません。 --閑話休題。 松下電産でもおそらく「ダメな社員」はたくさんいたであろうし、 今もいるのかもしれません。 そんなダメ社員について、 幸之助翁はあるメディアのインタビューを受けて返答した言葉を 何となく覚えています。 「そういう人は、いつの間にか会社を去っておるんですわ」 実にスマートですね。 でも、ダメ社員はいつまで経っても自分本位であり、 明日からの収入が閉ざされる「会社を辞める」選択は 通常はしないでしょう。 そこを自ら「辞する」選択をするからには、 幸之助翁は日々、ダメ社員をそう思わせるような 何らかの取り組みをしていたんだと思います。 一体それは何だろう? 自問自答が続いています。
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