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テーマ:明日への一歩(232)
カテゴリ:生き方・モラル
部員全員から自分への評価を求めるプロジェクト。
自由回答欄を読み込んでいくと、 その中に嬉しいコメントがありました。 「数年前の創業記念式典で、多くの社員を前に これまでの会社生活に対する自己批判と反省を赤裸々に 語っていたことが印象に残っている」 そういう意味の内容です。 今から2年前の4月、僕は勤続20年の表彰を受け、 500人近い社員の前でスピーチする機会があったのですが、 通常なら「役員の皆さんや社員の皆さんのおかげでここまでこれました」 と型どおりの内容になるところを、 僕の場合は当時のコーチとのセッションをきっかけに、 これまでの生き方に対する反省と、 決して褒められない人当たりの悪さに対する関係者への謝罪を織り交ぜ、 そして、「こういう人間になる」宣言をして締めくくったところ、 万雷の拍手をみんなからもらった、 そういう経緯があります。 その時の様子は、日記にも書きました。 僕にとっては大きなイベントだったわけですが、 聞く側にとっては、ある年の式典の一コマでしか無く、 1年も経てば忘却のかなたに追いやられるできごとです。 しかし2年半経った今でも、 そのときのことを覚えていてくれている人がいることに、 僕は素直に嬉しかったんです。 言葉は言霊--。 本当にそうなんだなぁ、と思いました。
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