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テーマ:コーチング(167)
カテゴリ:コーチング・コミュニケーション
例の、部下に対して行った僕への評価アセスメント。
集計は終わりましたが、まだ公表はしていません。 というのも今、繁忙期のピークであり、 そんな時期に公表してしまうと、 仕事そっちのけで評価結果を読みふける人が出かねないですから(笑) 今週末で忙しさも一段落するようなので、来週公表しようと思っています。 さてその評価結果ですが、 無記名とはいえみんな僕に遠慮したのでしょうか、 どの設問に対しても概ね評価が高い。 自由回答欄にも、こっちが意図した行動に対して きれいに素のまま受け取ってくれている文言が並んでいます。 ただそんな中にも、 自分の意図とは反対の意見が書かれているケースも。 「そんな浅はかな観念でやってないんやけどなぁ。そう取るかぁ」 というような内容なんですよね。 一瞬、落ち込みましたが、 「自由回答欄に何を書くのも自由。 でも書いたことに関しては書いた本人にも応分の責任がある。 そういう意味では一蓮托生だ」 と思い直したことです。 そういう話をマイコーチにすると、 「そうそう。そういうことですよ」 という反応とともに、こんなことを言ってくれました。 コーチ「問いかけにはマジックみたいなものがありましてね」 --ん? どういうことですか? コーチ「たとえば今回の評価アセスメントで言うと、 各設問は、まさやんに対して考える内容ですよね」 --はい。私に対する評価ですからね。当然です。 コーチ「ところがね。人間って不思議なもので、 こういう問いかけがあると、 『引いては、自分はどうなんだろう?』と、 自分自身への問いかけにすり替えることを 無意識のうちにやっちゃってるんですよ」 --へぇ! コーチ「相手に対する問いかけなのに、 自分にもレセプターが開くんですよね」 --ということは、この評価を定期的に続けていくと、 僕への評価と同時に、実はみんなが自分自身への評価も 定期的に実行していくことになるんですね。 コーチ「そのとおり!」 部下が上司を評価する、というのは額面どおりの行動以外に 部下自身が自分を評価する、そういう場面も提供するんですね。 問いかけのマジックは侮れません。
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最終更新日
2011年11月15日 07時37分25秒
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