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テーマ:職場でのこと(198)
カテゴリ:コーチング・コミュニケーション
先日、飲み会の席上で、とある課長から
「まさやん部長が来てから部の雰囲気が変わりました」 という言葉をもらいました。 ーーん? それは良いようにとらえて良いの? 「もちろんですよ」 すぐそばにいる女性社員も、「うんうん」とうなずいてます。 ーーそうかぁ。良いように雰囲気が変わったということなんだ。 そりゃ良かったなぁ。 毎週月曜日の早朝は、管理職の朝会が行われていて、 先週あったできごとや課題の共有をするのですが、 当の課長いわく、まずその朝会の雰囲気が明るくなった、と。 それまでは自分の発表以外はみんなうつむいて押し黙ったままで、 かなり空気が重たかったんだそうです。 僕の知っている朝会は、 誰かが疑問を呈すると、それに対して答える人もいるし、 それなりにインタラクティブな雰囲気ではあるのですが、 しかしそれでもおとなしい感覚を持っていました。 それが、以前はもっとひどかった、というのです。 女性社員も「個人面談もしてくれるし、職場内のみんなの表情が少し明るくなった」と。 嬉しい話なので、マイコーチに話すと、 彼もひとしきり喜んでくれた上で、 「まさやん、どうしてだと思います?」と訊ねてきました。 ーーうーん。会話を交わしているときに、 相手の言葉の真意を聴きとろうとしている姿勢が 相手の心に響くんでしょうか...。 「なるほど。ということは、何よりもあなたが部下の話を キチッと聴いているから、ということでしょうねぇ」 相手の発した言葉を僕が繰り返したり、 あるいは言葉の意味を知りたくて、 「もう少し詳しく」と促したりしているのですが、 それが相手をして「聴いてもらっている」という認識になり安心する。 その繰り返しが職場の風土を変える効能があるわけで、 理屈では何となくわかっていたことですが、 しかし実践すると本当にそれが現実になるんですね。 来年も引き続き風土改革に邁進していこうと思います。
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