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テーマ:シニア・中高年市場♪(1048)
カテゴリ:ビジネス・経済・政治
年末年始に帰省したときのこと。
猫たちを収容していた部屋の蛍光灯の電球がチラつき始めたため、 家族一同で買い物ついでに、近くの量販店へ替えの電球を求めに行きました。 店内に入って家電売り場を目指している最中に母親が、 「どうせなら蛍光灯そのものが古いし、本体ごと買い替えへん?」 と言い出しました。 で、徐々に普及しつつあるLED式の室内灯が安売りされていたので、それをゲット。 安売りとは言うものの、LEDはまだまだ値が張るので、親としては約2万円の出費です。
続いてテレビ売り場を覗いていると、今度は録画用のレコーダーが欲しい、と言い出す始末。 地デジ化以降、もともとあったDVDレコーダーはアナログ式なので使い物になってなかったと。 実家のテレビはシャープのアクオスなので、 それに合わせてシャープのブルーレイレコーダーがやはり安売りされており、 有無もなく購入。これが約6万円。
一度に8万円分の家電製品を買ったことです。 聞けば、いずれも前から欲しかったものの、 高齢者なので据え付けが面倒で行動してなかった、 僕が据え付けをすれば事足りるのでちょうど良かった、とのこと。 とは言え、これだけの購買力があるわけです。 昨今、シニア世代の財布は「第三のポケット」と言われています。 子供に対して、父親と母親それぞれの財布が第一・第二のポケット。 たとえば子供の入学祝いにランドセルや学習机を買うのが、 おじいちゃんやおばあちゃんの財布からだったりしますよね。 けっこう高額な商品をポンと買ってくれる。 シニア世代にしてみれば子育ても終わり、住宅ローン等もほとんど解消し、 毎月の食費も2人ならさほどでもない。 年金支給に不安はあれど、全体の出費が抑えられていますから、 相対的に可処分所得は増える傾向にある。 おまけに孫は実の子よりも可愛いらしく、 どれだけ出費を重ねても腹は痛くないとか。 そんなわけで、シニア世代の購買力は意外にあなどれません。 彼らがある意味、落ち込んだ経済力を復興させる原動力になるかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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