|
テーマ:地震(298)
カテゴリ:防災・天気・防犯・事件
今日、1月17日は阪神・淡路大震災が起きた日。
昨年の1月17日の日記にも書きましたが、関西では鎮魂の日です。 昨年の3.11があまりにも被災規模が大きかったため、 世間的には影が薄くなった感もありますが、 しかし大きな都市が壊滅状態になった点では 阪神淡路のインパクトが大きかったのも事実。 もうあの日から17年の年月が経ちました。 今日は火曜日ですが、あの日も曜日は火曜日。 それだけでもあの日のできごとがシンクロしてきます。 今も忘れられない光景があります。 震災3日後のこと。 阪神間に住む勤務先の後輩3人が被災したため、 救援物資をもって避難所に慰問しました。 西宮市内の住宅地を歩いていると、 地震でぺしゃんこになった民家の門柱に立てかけられた ベニヤ板に目がいきました。 何やら文字が書かれてあるので近寄ってみると、 「この(がれきの)中に、 まだこのお宅のおじいさんとおばあさんがいらっしゃいます。 早く助けてあげてください」 とマジックで書かれているのです。 ふつうに当たり前のように生きている自分と、 目の前のがれきの中には冷たくなった老夫婦が埋もれている。 そのギャップに大きなショックを受けたものです。 今も1月17日が近づくたびに、 あの門柱に立てかけられたベニヤ板が脳裏に浮かびます。 合掌
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|