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テーマ:コーチング(167)
カテゴリ:コーチング・コミュニケーション
昨夜のコーチング・セッションでのこと。 会社での、とあるタスクがなかなか終わらない、 早く終わらせたいのだが……というテーマで進めていました。 コーチ「で、いつまでに終わらせるんですか?」 --ですねぇ……。もともと月末には終わらせようと思っていたんです。 コーチ「ふむ。それで?」 --でも、ここんところ立て続けに緊急の案件が飛び込んできていて、 なかなか着手できない状態なんですよねぇ。 コーチ「はい。……で?」 --今の状況だと2週間後あたりなのかなぁ、と。 コーチ「ちょっと待って。1月末まで営業日であと4日ありますよね。 なのにあと2週間も伸ばす?」 --あ、はい。というのが今週は既に緊急の案件が入ることが分かっていて、 しかも来週の火曜日、つまり月末も予定が入っていて、 で、残りの曜日は今の状態だとまたぞろ緊急の案件が入るかもしれず……。 コーチ「まさやん! できない理由は僕は聞きたくありません。 どうすれば月末までにできるのかを考えてください!」 ピシャリと言われ、ハッとしました。 そう。できない理由ばかり並べている自分に気がつかなかったんです。 ふだん、周囲に「できない理由じゃなく、どうすればできるのかを言って欲しい」 と言ってる自分が、こと自分のことになるとできない理由を口にしている。 情けないったらありゃしません(^^ゞ コーチ「このタスクをやり遂げたい、と最初にまさやんは言いましたよね。 でも今はそれができない事情ばかり口にしている。 やりたいけどできない理由って何ですか?」 --ええと、それはですねぇ……。 そのタスクを完成させるためには、相当の神経衰弱的なアクションが必要。 でも今の慌ただしい環境の中でそれをやるには自分的に辛い。 そんなことを話すと、 コーチ「それ、そこまでやる必要があるんですか?」 と、コーチはまるっきり視点を変える質問をしてきました。 そう、僕は完璧さを求めすぎていたのかもしれません。 そうか。途中までできあがっている今の状態に、多少の肉付けをして、 それを今度は部署のみんなに開示しつつみんなから意見を乞えば良いんだ。 何でもかんでも自分で始末をつけようと思っていたから、 思考が袋小路に入っていたんです。 コーチ「私からリクエストしても良いですか?」 --はい、何でしょう。 コーチ「このタスクにこれからかける時間は最大3時間! 期限は1月31日! どうですか?」 --やります(きっぱり) セッションの入り端では不安と焦りが交錯していた気持ちが、 30分後のセッション幕切れのときには何だかスッキリした気持ちになりました。 本当にやれそうな気がしています。コーチのリクエストどおりに仕上がりそう。 さすがコーチングの力。あなどれません。
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