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テーマ:エニアグラム(61)
カテゴリ:エニアグラム
金曜日に参加したエニアグラムのアドバンスコースIの1日目。
この日は、「エニアグラムは実は立体だった!」 ということを学びました。 人の性格は大まかに9種類に分かれるというエニアグラム。 これは当初は平面的な9つの区分として考えられていたのですが、 人の性格には発達の諸段階というものが存在し、 レベル1からレベル9まで、9段階の状態があることが 最近は分かっているそうです。 タイプ1からタイプ9までの9種類の性格区分の中に、 レベル1からレベル9までの段階が存在する、ということで、 これだけ考えても人の性格は81種類に分類されるわけです。 その発達の諸段階ですが、 レベル1~レベル3を健全な状態、 レベル4~レベル6を通常の状態、 レベル7~レベル9を不健全な状態としており、 大多数の人はレベル5~レベル6当たりに位置しているとのこと。 レベル1~レベル3の健全な状態は、 イエス・キリストや釈迦並みのレベルなのだそうで、 このレベルに位置する人は、 この世にほとんど存在していないんだそうです。 以前、発達の諸段階という理論を知ったとき、 自分は当てずっぽうで「レベル2か3くらいかな?」と思っていたので、 ファシリテーターの解説を聞いて恥ずかしくなりました。 その「レベル2か3くらいかな?」というのは、 人の性格はそのときの環境によって、 少しレベル2あるいはレベル3の考えに振れることがあり、 そういう錯覚に陥るに過ぎない。 逆に、環境によっては レベル8とかレベル9の段階まで落ちてしまうこともアリ、 なんですね。 ファシリテーターの解説によると レベル8に至ってしまっている人は基本的に精神病院送りになっている、 レベル9に至っては人や自分に危害を加える状態になってしまい、 社会的な生活を送ることができない段階だと。 でも、 大概の人は前述のようにレベル5かレベル6が関の山で、 時と場合によってレベルが上ったり下がったりするのだそうです。 たまに何らかの事件があったとき、 犯人の関係者がテレビや新聞のインタビューに 「まさか、そんなことをする人とは思えなかった」 というコメントに接することがありますが、 まさにこれが 「ふだんは通常レベルにいる人が、 何かのきっかけで不健全なレベルに落ちた」ことなのでしょう。 今、芸能関係のニュースで賑わせている話題に 女性芸人の中島知子さんが女占い師に洗脳され、 家賃滞納や引きこもり等、以前とは考えられない行動をしている、 というものがあります。 これなども、レベル4~6の通常の状態の人が、 環境の変化に抗しきれずレベル7以下の 不健全な状態になっていることの証左でしょう。 不健全な状態が常態化すると、 本当にそもそものレベルが不健全レベルに堕落してしまうでしょうから、 今のうちに自覚して通常レベルに戻ってもらうことを願うほかありません。
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