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カテゴリ:生き方・モラル
コーチングで学ぶ『パーソナル・ファウンデーション』も
『エニアグラム』も、 ベースにある要諦は『自己理解』です。 自分を理解せずして、自分の責において自分らしい生き方はできないし、 他者を理解することもかないません。 パーソナル・ファウンデーションでは、 その瞬間の『反応』に意識しましょう、と教えられるし、 エニアグラムでは『今、ここ』を大事にしましょう、と教わります。 私たちは、周囲の変化や目の前の人からの言動によって、 『思わず』反応します。 嬉しかったり、悲しくなったり、イラッと来たり……。 それは無意識のうちに起きているものです。 なので基本的に自分は気づいてません。 人間は性格が形成され、さらに日々の生活の中で さまざまな刺激を体感し、経験を積んだ上で、 とっさのリアクションが刷り込まれていきます。 そうなると、まったく意識することなく反応していくことになるんです。 ところがこれがくせ者。 無意識のうちに反応していることを意識できなければ、 結局は自分の成長に結びつきません。 たとえばコップに半分の水が入っているのを見たとします。 Aさんは「まだ半分も残っている」と思い、 Bさんは「もう半部しか残っていない」と思った。 AさんもBさんもとっさにそう思ったわけで、 ご本人たちの性格やこれまで刷り込まれた体験を元に 自動的に反応しているわけです。 そしてその反応は意識できているわけではありません。 パーソナル・ファウンデーションもエニアグラムも、 「その瞬間の反応に意識できるようになること」を 提唱しています。 その瞬間の反応が意識できることによって、 自分の反応がエスカレートしてしまうことを 抑制する力が働きます。 つまりバランス力が身につくわけです。 思わず反応している時は、意識は遠くに行っているもの。 「今、ここ」を感じることで、その意識を目の前に戻してくれる。 日々の暮らしの中で、 いついかなる時でも「今、ここ」を感じることが肝要なようです。 ……理屈では分かっていても、実際には難しいですが(^^ゞ
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