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テーマ:国政にもの申す(1)
カテゴリ:ビジネス・経済・政治
大学生の学力の落ち込みがかなり深刻になっているそうです。
分数の計算ができないんだそうですね。 10年前に立ち戻って小学校の算数から習い直さないといけない勢いです。 少子化で大学全入時代になり、 誰でも彼でも希望すれば大学に行けるできるご時世。 「無理もない」とも思います。 ただ、昨今の学力低下は少子化の影響だけとは思えません。 最近の日本社会は過保護になってしまっている嫌いがあります。 昨年、焼肉チェーン店で起きたユッケの食中毒事件をきっかけに、 飲食店での生肉の販売を禁止する法律ができました。 「あれをするな」「これをするな」 「こうしろ」「ああしろ」 と『お上』が箸の上げ下ろしまで介入してくる。 大きなお世話だと思います。大いなる過保護です。 何を食べようが人の勝手だし、 それは自己責任の範囲で片をつける話だと思います。 今の時期、これを食べるとヤバイとか、 やっぱり食材は旬に食べるに限るとか、 そういう知恵は考えないと出てきません。 国政はありとあらゆる分野で 余計なお節介を国民に押しつけ、それと同時に、 国民の『考える機会』を奪っているような気がしてなりません。 始末に悪いのが、そういう国政を望んでいる人が意外に多い、 ということです。 自分のことなのに自分で責任を負わず、他人に転嫁する。 そんなモンスターな国民が多勢を占めているようでは、 若者はますます考えなくなり、学力低下を助長させていくでしょう。 この国の行く末が案じられます。
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