こんぱすコーチの全方位日記

今朝。

出勤のため新狭山駅でいつもの急行に乗車すると、
「車内に急病人が出た、救護のためしばらく停まる」
とのアナウンス。

その救護に手間取ったのか、
10分遅れでようやく発車。
その瞬間、西武新宿線のダイヤが案の定乱れ始めました。

途中駅では、通常なら次の列車に乗る人たちも
わさわさと乗ってきます。

間の悪いことに、僕の乗車する列車は８両編成。
前後の列車は10両編成で、それなりに混む時間帯なのに
車両運用の関係なのか８両編成なのです。
ですからいつもけっこうな混雑なのに、
今日はそれに輪をかけて大混雑。

都心に近づくにつれて、乗車数が多くなり、
停車駅ごとにドア閉めが難しくなってきました。
何度もドアを閉めたり開けたり。
車掌さんの焦りが容易に感じられます。

そんな中、急行で通過するはずの駅になぜか停車。

「急病人が発生したため、この駅で降ろすため
いったんドアを開けます」と車掌のアナウンス。

ぎゅうぎゅう詰めの車内ではどこからともなく
「え～、また～!?」とため息混じりの声。

１列車で相次いで急病人が発生する偶然。
今朝の通勤時間帯はこれがきっかけとなって、
最高20分近くの遅れが出るダイヤの乱れになりました。

ちなみに僕がほぼ毎日乗るこの急行、
一昨日は踏切に板が置かれるという悪質ないたずらに見舞われ、
このときもダイヤ乱れを引き起こしました。
今週は不運続きです。


さて、就業してから２時間が経とうかという頃、
ケータイが日経の速報メールを受信。
「オウム高橋容疑者を逮捕」の報。

夜、帰宅すると、テレビはどのチャンネルもその話題で持ちきりでした。
見ていて気づいたのが、彼の関係する人間に高橋姓の多いこと。

まず、先に捕まった菊地容疑者と同棲し、
菊地容疑者をかくまった容疑で同時に逮捕された男が「高橋」容疑者。

菊地容疑者逮捕の報で警戒した高橋容疑者が社宅を後にし、
移動先の横浜市・鶴見の繁華街で変装用に眼鏡を新調。
客として訪れた高橋容疑者に応対した眼鏡店の店員は「高橋」さん。

そして地下鉄サリン事件被害者の会の代表者は
夫をサリン事件で亡くした「高橋」シズヱさん。

「高橋」姓は、確かに比較的多い姓ではありますが、
しかしここまで関係する人たちが同姓というのは奇妙な偶然です。

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