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テーマ:原子力発電について(173)
カテゴリ:防災・天気・防犯・事件
すったもんだの挙げ句、再稼働が決まった福井の大飯原発。
もし関西電力管内の原発稼働がゼロだった場合、 今夏は電力不足が決定的であり計画停電は必須、とのことで、 その情報が確実であるならばやむを得ない措置かと。 その情報が確実なら、ですが。 結局、電気が不足するかどうかの計算は 電力会社しかできないようじゃないですか。 であるならば、通常以上にデフォルメすることもできるわけですよね。 そんなプロセスで公表された情報は信用できません。 とはいえ、もしその情報が本当の本当であるならば、 計画停電を体験した僕にとっては、 是が非でも避けたい話です。 関東が計画停電の洗礼を受けた時期は4月。 まださほど暑くもなく、どちらかといえば寒い日も続いていた時期。 それでも停電することによって相当な不便を強いられました。 お店をやっている人たちは商売あがったり。 特に生鮮食品を扱うような個人商店だと、 いつ何時間停電になるのかわからないので、 モノを仕入れることができない。 毎日損失を出していく始末で、廃業した店も多かったはず。 計画停電は、実はかなり堪えます。 そして今度の関西は、もしかすると夏場の計画停電です。 ただでさえ日本で最も蒸し暑い地域の関西地区で、 計画停電は無謀。 ヘタをすると熱中症で亡くなる人が激増しかねません。 それからさらに原発お膝元の経済も考慮しなきゃなりません。 そういうわけで原発再稼働は半ば必然だったのかもしれない。 ただ、僕は少し懐疑的です。 今のままだと計画停電は本当に、本当に避けられないのか? 福井県には再生可能エネルギーのプラントを優先的に設置し、 経済の安定化を原発以外のところで図れば、 福井県知事も一定の評価はするんじゃないのか? あくまでも「原発を動かすことが前提」 という妙なシナリオが横たわっているように思えます。
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