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テーマ:Webサイト作成&運営(131)
カテゴリ:WEB制作
Webコーディネーターとしては震撼とさせた、先月20日の
『ファーストサーバ』事件。 同社がホスティングしているWebのうち、 何と5,700社分のホームページのデータが、 6月20日夕刻に一瞬にして消去されたのです。 しかも万一のために毎日取り置いているバックアップデータもろともです。 セキュリティを高めるメンテナンス中に、 そのアップデートプログラムに不備があり、 削除コマンドがとめどもなく実行されてしまったのだとか。 よりによってコンテンツの改ざんを防ぐためのアクションが コンテンツを削除していったのですから、こんな皮肉はありません。 しかもスタッフがその事態に気づくのに遅れたため、 気づいたときには6,000社近くのホームページがこの世から消え去ったのです。 クライアント側でバックアップをとっていた場合は、 何とか翌日までに復旧したとのことですが、 たとえば通販会社などでは、これまでに受けた注文情報はおろか、 リピート客の過去の購買履歴や属性などの 重要な情報も消去されてしまったため、 ヘタをすれば顧客のデータベース構築は創業時からやり直し。 クライアント企業の経営の根幹に関わる問題にまで発展しています。 まさにあってはならない事態なのですが、 でも実際にこういうことが起こりえるんですね。 そういうわけで遅まきながら僕もバックアップの対策をとることにしました。 通常のWebサイトはすべて静的コンテンツであり、 『Dropbox』にバックアップデータを取り置いていますが、 一部のWebサイトで利用しているCMSでは、 データベースはホスティングサーバーに預けっぱなし。 もしそこがクラッシュしたらデータベースはアウトで、 データ資産はゼロになってしまいます。 そこでホスティング先のデータベースにアタッチし、 エクスポート処理を行って、 データベースをわが家のNASに取り込みました。 ちょっと安心です。
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最終更新日
2012年07月03日 20時37分04秒
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