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カテゴリ:動物・猫・ペット
夏といえばセミ。
セミの鳴き声は日本の夏の風物詩でもあります。 ところが関西で生まれ育った僕が関東に移り住み、 西と東で微妙に異なることを体感しています。 先週、出張で真夏の大阪の地を久々に訪れたのですが、 夜明けから「シャワシャワシャワ……」と クマゼミの甲高い鳴き声が耳につきました。 クマゼミの鳴き声 関西の夏はこのクマゼミに始まります。 7月になるかならないうちに鳴き始めてましたっけ。 あまりのうるささに、どれだけ眠くても目が覚めてしまい、 それでなくとも熱帯夜で寝不足なのに、 輪をかけて寝不足が促進されます。 そしてこの甲高い鳴き声が、ただでさえ暑い関西の夏を より暑くしているんです。 このクマゼミ、もともと関東以北には分布しておらず、 ですので、関東に住む限り この「シャワシャワ」音を聞くことはありません。 せいぜいアブラゼミが「ジーーー……」と唸っているぐらい。 実に静かな7月なのです。 関西はクマゼミに始まり、アブラゼミ、ニイニイゼミ、 次いでお盆前後からツクツクボウシが鳴き始め、 ヒグラシを聞く頃にようやく秋の気配。 で、あまりにもクマゼミの鳴き声がインパクトあるため、 セミの鳴き声は「夏が来た」というイメージ。 関東はクマゼミの声をほとんど聞きませんし、 アブラゼミもニイニイゼミも耳にはあまり障らず、 ツクツクボウシから耳につくようになり、 ヒグラシへスイッチしていくあんばいなので、 セミの鳴き声が目立つ頃は「夏の終わり」という感覚。 関西は「夏が来た」 関東は「夏の終わり」 同じセミの鳴き声でも、東西で感じる季節感が違うような、、、 そんな気がしています。
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最終更新日
2012年08月02日 21時52分48秒
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