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テーマ:事故・事件について(30)
カテゴリ:防災・天気・防犯・事件
長かったような、短かったような--。
そんなロンドン・オリンピックも今日が最終日。 男子マラソンを見ながら、この日記を書いています。 最初はメダルがなかなか出なかった日本も、 終盤に入ってメダル獲得に加速度がつきました。 男子サッカーは惜しかったけれども、 なでしこジャパンも女子バレーも悲願のメダルがとれて 本当に良かったです。 そして8月12日の今日、終幕します。 「8月12日」と書くと、 これは自分にとっても特別な日として記憶しています。 そう、群馬県の御巣鷹山に日航機が墜落し、 単独事故としては史上最悪、500名を超える犠牲者を出した、 あの大惨事が起きた日です。 もうあれから27年が経ったのですね。 当時、僕は大学4回生で、就活中の身でした。 たまたま数日後に東京の会社へ面接に行くことになっており、 僕は新幹線で大阪と東京の間を往復の予定でしたが、 同じ都市間を結ぶ飛行機が墜落したことに、 いささかのショックを受けたのを覚えています。 最初、午後7時半頃でしたか、 自宅でテレビを見ているとニュース速報が入り、 「羽田発大阪伊丹行き520人乗りのJAL123便が 大島上空通過後、レーダーから消えて行方不明」 という旨のテロップが表示されました。 500人乗りという、技術の粋を集めたジャンボジェット機。 その機体に収容人員いっぱいの搭乗者を乗せて、 そのまま行方不明になったという、 非現実的な情報に耳を疑いつつ、 本当だったらこれはどえらいことだ、と、 そこからテレビに釘付けになりました。 当日の臨時ニュース 各放送局ともドラマやバラエティ番組の放映を打ち切り、 報道局からの画面に切り替わって臨時報道番組になったものの、 情報が乏しく、レーダーから機影が消えたことを繰り返すのみ。 その後、日航本社からもたらされた搭乗者名簿を アナウンサーが淡々と読み上げ始めました。 カメラが切り替わり、伊丹空港の到着ロビーの映像。 出迎えの家族や関係者が言葉もなく立ちつくしており、 到着便を示す反転フラップ式の案内表示板が映され、 123便の到着時刻以降に着陸する各便は 「到着済み」となっているのに、 「JAL123」の行のみそこは空欄のままなのが、 何ともやりきれなさを感じたことを覚えています。 その後、今のテレ朝の『報道STATION』の前身、 『ニュース・ステーション』が、 通常の22:00の放送開始時間を前倒しして21時台から放送開始。 アンカーマンの久米宏さんが、 悲痛な表情で123便の墜落確実を繰り返していたのが思い出されます。 27年経った今でも、やっぱりこの8月12日は特別な日です。
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最終更新日
2012年08月12日 19時53分15秒
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