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カテゴリ:ビジネス・経済・政治
新興国の追い上げで、日本の家電メーカーが大苦戦。
パナソニック、ソニーと並んでシャープの業績もすこぶる悪いようです。 僕は学生時代にシャープの本社工場でアルバイトをしており、 大学卒業後に勤務した会社は シャープで食べさせてもらっているような関係だったので、 シャープは何かとお世話になっていて、 ですから、ここ最近のシャープの報道を見るにつけ心が痛みます。 ここ最近は液晶テレビで他メーカーを出し抜き、 日本の家電メーカーでは勝ち組の一角でした。 それが、韓国や台湾のメーカーが急激に追い上げ、 あっという間に世界シェアを追い抜いてしまい、 シャープにとっての大きな強みだった「液晶」が、 一瞬のうちに「弱み」にすり替わってしまった状況です。 こんな皮肉な結果を、数年前に誰が想像し得たでしょう。 そして機能の報道では、数千人規模の希望退職募集に加え、 とうとう部門によって売却する方針が検討されているとか。 総合電器の看板を下ろすことになるわけで、 2年前までの景気の良さがウソのようです。 もともと他社の真似を許さない企業風土のシャープ。 ソニーに負けず独創的な製品を世に出してきました。 ここ最近のヒットは、液晶テレビに並んで 「プラズマクラスターイオン発生機」。 空気清浄機に限らず、家庭用エアコンや自動車の空調に搭載されたり、 電車の空調にも採用されたりしていて、 比較的元気の良い分野です。 このキーデバイスを核に、 再起を図って欲しいと願っています。
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最終更新日
2012年08月18日 18時50分12秒
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