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テーマ:エニアグラム(61)
カテゴリ:エニアグラム
今日はエニアグラムの月例会でした。
月例会では毎回、1つのタイプをテーマに取り上げ、 そのタイプの特徴やタイプ間の違いを参加者同士が話し合うことで タイプへの理解を深めようという趣向で行っています。 今回は『調べる人』がニックネームのタイプ5がテーマでした。 僕がタイプ5の人に抱くイメージは 「理知的で、かつ気むずかしい人」というものですが、 今回参加したタイプ5の人の話を聞いてみると、 意外にも内面的には激しい喜怒哀楽が流れているような そんな印象を受けました。 その中でも興味を引いたのが、 「自分の情報が外部に知られるのは相当な嫌悪感がある」 というもの。 タイプ3の僕は、ケースにもよりますが、 自分の名前が公衆の面前で明らかになることに さほどの抵抗感はありません。 しかもそれが他者から賞賛されるような内容で、 それに大きく貢献した人物、という説明付きなら いくらでも公表してください! となります。 ところが今回話を聞いた人は、 内容の善し悪しは別にして、 自分の名前や属性が知られるのは絶対に嫌で、 たとえば会社のセキュリティゲートを通る際に必要な ICカードを忘れた際、 警備員が「代わりに免許証を見せてください」と言ってきても、 「それも忘れました」と言って、絶対に見せないんだそうです。 あるいは名前を書かせるような場面でも偽名を書く場合があるとか。 「だから国民総背番号制なんてクソ喰らえなんですよ!」と。 だからその人はどのSNSにもまったくアカウントを作ってないそうです。 なるほど。 そういう人がいるんだ、ということがとても学びになりましたね。 で、彼の言い分に、別の人のひと言も利きました。 「そこまで神経質になって、偽名まで使うんだったら、 余計に目立っちゃうよね」 うーむ。言い得て妙。 怖れから逃れようとするあまり、逆にその怖れを引き寄せてしまう皮肉。 エニアグラムの説明にはしばしばこういうフレーズが登場します。
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最終更新日
2012年09月13日 20時51分53秒
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