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テーマ:政治について(20232)
カテゴリ:ビジネス・経済・政治
自民党の総裁選挙が行われ、
結局、選出されたのは安倍晋三元首相でした。 石破茂氏とデッドヒートを演じたわけですが、 その結果に「何で今ごろ?」と唐突感を持ったのは 僕だけではないでしょう。 5年前、安倍首相は健康を理由に突然、まさかの辞任劇を展開しました。 各政策に対して野党からの突き上げが激しく「このままじゃ辞めるのでは…?」 という下馬評もありましたが、 「いやまさか鳴り物入りで就任した首相が、わずか1年足らずで投げ出すはずがない」 というのがおおかたの見方でした。 ところが、そのまさかの事象をやってしまったわけです。 思い起こせば、これをきっかけに毎年のように総理大臣が代わっており、 安倍元首相はその『年替わり総理大臣』という 悪しき習慣を作ってしまった張本人です。 そんな安倍氏は、僕にとっては「過去の人」にカテゴライズされていました。 ところがその彼が自民党の総裁になった。これはすごぶる違和感です。 「鳴り物入り」を反古にした政治家に対して、 僕の辞書には「敗者復活」の文字はないのです。 ところが復活してきたのです。 こんな世間知らずな話はないと思うのです。 よほど自民党員や議員はおめでたい人たちが揃っているんでしょうか。 あるいは、そういう過去を抑えてでも、消去法でいけば 安倍氏しか総裁にふさわしい人物がいなかった、ということでしょうか。 結局、一般市民との間にかなりの温度差があるようで仕方ありません。
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