|
テーマ:野良猫との共存(23)
カテゴリ:動物・猫・ペット
昨日のバーベキューで訪れた埼玉の荒川沿いにある秋ヶ瀬公園。
1コンロあたり500円で利用でき、リーズナブルです。 雨もすっかりあがって楽しいひとときを過ごし、 さてそろそろ帰りましょうか、ということで機材を撤収。 駐車場に戻ってくると、可愛い三毛猫と茶トラが2匹、 ボランティアさんと思しきおじさんから ミルクやフードをもらっていました。 三毛猫はよほど警戒心が強いらしく、 僕の姿を見たとたん、サッと草むらの中に逃げ込んでしまいました。 野良猫にしては毛並みがつややかできれいな茶トラ。 しばししゃがんで見とれてしまいました。 で、60年配と見たボランティアさんとしばし談笑。 公園内の野良猫に対し、TNR(一時捕獲して去勢手術し、 再度解き放つ)活動をされているようで、 定期的にフードも与えているんだそうです。 公園内にはマムシが生息しており、それに噛まれたり、 冬場の寒さ、感染症や猫エイズの蔓延で、 猫たちの平均寿命はわずか2~3年とのこと。 一時30匹ほどいた野良猫が2~3年で5匹くらいに減った エリアもあるらしいのです。 ところが悩ましいことに、そんなエリアも いつの間にか新しい野良猫たちが闊歩し出すとか。 要は新たに捨てに来る輩がいるようなんですね。 というのも、そういう場所で目立つ猫は、 雑種ではなくペットショップ等で見られる いわゆるブランド猫だったりするんだそうです。 当のボランティアさんは、 「日本のペットショップの、 ショーケースに個体を入れて売る、 という形態を取り締まらない限り、野良は無くならない」と。 確かにそうだと思いました。 欧米ではペットショップという存在はあっても、 そこではフードや用品を売っているだけで、 動物そのものの売買はしてないんだそうです。 店舗での動物の売買は法律で禁じられているからなんだそうで。 「わが家にも里親になったニャンコが2匹、 息子の同級生に拾われた野良猫が1匹いるんですよ」 と話をすると、当のボランティアさんから 「それは素晴らしい。理解のある人がいて嬉しいですよ」 ととても嬉しそうな表情をしてくれました。 僕が子どもの頃は野良犬がそれこそあちこちで闊歩していましたが、 今どきはほとんど見かけることがありません。 それだけ対策が講じられた結果だと思います。 猫の世界にもそういう時代が来ることを願っています。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[動物・猫・ペット] カテゴリの最新記事
|
|