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テーマ:自己成長(445)
カテゴリ:生き方・モラル
連休明けの今朝。
いつものように4時に起床し周辺を4kmウォーキング。 シャワーを浴びて6時前に自宅を出ました。 週明けは8時から部内のミーティングがあるため、 いつもより1本早い電車に乗るためです。 最寄り駅発は5:59。ギリギリに駅に向かっても座れるのですが、 今日はいつもより余裕を持ってホームに到着し、 列車を待っていました。 ところが、です。 駅の構内放送が突然鳴り響き、 「都内の区間で人身事故が発生したため、全線で運転見合わせ」の報。 もうガックリです。 1時間を要する朝の通勤電車内は僕にとっては格好のお休みタイム。 だからこそ、早朝の時差出勤を実践しているというもの。 それが、ひとたびこういう理由で運転抑止が発生すると、 僕が乗るはずの電車は始発駅で待ちぼうけを喰らい、 その間に後の電車に乗る予定の人も収容してしまうため、 僕の待つ駅に到着したときには座席はすべて埋まってしまうのが 関の山だからです。 果たして、40分後に運転再開し目的の電車が到着してみれば 予想どおり、座席はすべて埋まっていました。 しょうがないので、眠い目をこすりながらつり革に掴まって 電車に揺られていたのですが、 数駅先で僕の前に座っていた乗客が下車するそぶりを見せました。 「お、席にありつける。ラッキー!」と思ったのもつかの間、 右隣に立っていたオジサンが、するするっと僕の前をスライドし、 どっかと腰を落ち着けたではありませんか。 「!?!?!?」 どういうこと!? 何でアンタに席を奪われなあかんねん! ふつう、エチケットとして「正面の立ち客が座る」のが正当であり、 隣の立ち客が席をせしめるには、相応の理由や事情がなければ せしめられた方は納得できません。横入りのなにものでもない。 思わず「ちょっと待てよ。この席は僕が座ろうとしてたんやで!」 と、そのオジサンにブツブツ文句を言っている自分がいました。 その瞬間、箱に入っている自分を発見。 発見したものの、でも、このやり場のない怒りは冷めようもなく、 自分の考えを正当化する思考がぐるぐる回り始めました、 「責任を引き寄せる」「気持ちに余裕を持つ」 「他人の事情を考慮する」 自己啓発にいそしんでいると、自己責任や他者理解を促す たくさんのフレーズや課題を学びますが、 情けないことに、朝の通勤電車で一瞬にして吹き飛びました。 箱に入っていることを自覚しつつも、箱から抜け出せない状態。 久々にこの落ち着かない気分を味わいました。 まだまだ、心を広く保つ修行が足りません。
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