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テーマ:失敗談(188)
カテゴリ:会社員やってます
誰しも自分の失敗を語るのは嫌です。
そして、誰しも他人の失敗を聞くのは、この上なく好きです。 僕自身もそうです。 自分の失敗は語りたくないし、他人の失敗は大いに聞きたい。 ただ、最近はこういうことを自分に課しています。 「自分の失敗をおおっぴらに語る」 朝礼で、かつて課長時代に大失敗したマネジメント手法を語り、 その反省を込めて、今のマネジメント・スタイルがあることを 部下のみんなに表明したり。 そして個人面談の際にも、 自分の失敗談を披露したりします。 彼らは一様に 「えっ!? まさか部長がそんな厳しくて乱暴な人だったなんて、 とても信じられません」と驚きます。 でもそれが実態だった、と明かした上で、 「そこで味わった挫折、空虚感、寂寥感……。 それが肥やしになって、今の自分がある」と説明します。 僕が狙っているのは、 「あなたが大した人間だと思っている『まさやん』も、 実はいろんな艱難辛苦を味わってきた一介の人間に過ぎないんですよ。 だからあなたにも大いに可能性があるんです」 という、部下への励ましです。 自慢話に聞こえるかもしれませんが、 「失敗談を語る」のは、案外、有効なマネジメントなのかもしれません。
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