こんぱすコーチの全方位日記

11月7日の日記に書いた、
職場の部員全員からもらったフィードバックがようやくすべてまとまり、
今日全員に公表しました。

今回は辛口のコメントもあったのですが、
僕にしてみれば「良かれ」と思って行動したことが、
人によってはネガティブに捉える可能性があることに気づかされたわけで、
これは自分にとっての大きな財産です。

部下からフィードバックをもらうというのは、
「ダメ出しが出たら嫌だ」という情緒的なところで怖れが生じ、
なかなか踏み込めないものですが、
実は早いうちにダメ出しをもらった方が、
『裸の王様』になることが回避できるわけで、
実に有用なことなんですよねぇ。

ちなみに、僕が部下からの回答で大いに戸惑ったのは
そういった辛口コメントではありません。
各設問には「そう思う」「ややそう思う」「ふつう」
「やや思わない」「思わない」「わからない」と、
6段階のチェックボックスを設けて、
そのいずれかにチェックをしてもらう形式なのですが、
すべての設問が「ふつう」にチェックされているようなケースです。

大いに迷った挙げ句の「ふつう」なのか、
考えるのが面倒なので「ふつう」なのか、
そこはよくわかりませんが、
もし後者（面倒なので「ふつう」）だとしたら、
ちょっとゲンナリしてしまいます。

つまりこの『フィードバックを受ける』という行為すら
認めてくれていない、と受け取ってしまうからです。

中には用紙の一番下に
「こういう理由で『ふつう』にしかチェックが入れられませんでした」
と回答してくれている場合は納得できるのですが、
何にもコメントがなければ、どういう意味で『ふつう』ばかりに
チェックを入れたのか、いぶかってしまいます。

ま、それでもまったく無視するのではなく、
出してくれているわけですから、それだけでも感謝すべきでしょう。

とにかく、みんなからのフィードバックが、
次の僕の行動に活かせるわけで、
このフィードバックをもらう行為は、
定期的なイベントとして定着しそうです。

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