|
テーマ:★地上デジタル★(31)
カテゴリ:映画・TV・音楽・エンターテイメント
ここ約30年、民放の先頭を走っていた
フジテレビの凋落が顕著になってきています。 つい先だってまで、バラエティ、ドラマ、報道と、 あらゆるジャンルで視聴率を稼ぎつつ、 他の放送局から制作ノウハウを盗まれる立場にあった同局ですが、 最近は日本テレビを始め、テレビ朝日ですらドラマやバラエティの 視聴率が上がってきています。 この業界は競争が激しく、 むしろ30年にわたって視聴率が高かったこと自体、 「奇跡」なのかもしれません。 それにしても、最近のフジテレビの番組は、 得意だったバラエティやドラマこそが、あまり代わり映えのしない、 魅力の乏しいコンテンツに成り下がっています。 これでは視聴率が下がるのもムリはない…… と思っていると、先日、床屋のオヤジが 面白い話を披露してくれました。 フジテレビの視聴率低迷の原因は、 「新聞の『テレビ欄』にある」、と。 新聞のテレビ欄は、チャンネル番号の若い順に 左から並べられていますが、 上の写真を見て分かるように、 地デジ化後、首都圏の新聞のテレビ欄は、 フジテレビが一番右端に配置されました。 というのも、 アナログ放送時代に10チャンネルだったテレビ朝日は5チャンネル、 12チャンネルだったテレビ東京は7チャンネルに改められ、 8チャンネルのフジテレビが最も大きい番号となり、 自動的に右端に追いやられたのです。 テレビ欄は横書きですから、 閲覧者は左から右方向へ拾っていくわけで、 右端へはなかなか目が行きません。 「誰もフジテレビの欄まで目が行かないよ」 と床屋のオヤジ。なるほど、確かに僕も思い当たります。 ちなみにテレビ朝日とテレビ東京のチャンネル番号が なぜ地デジ化後に若くなったのか。 それは、両社とも以前から番号を1桁にしたい、 という意向を持っていたようで、 それが地デジ移行時に実現したもの。 フジテレビにしてみれば、とんだとばっちりです(^^ゞ
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年03月07日 21時37分03秒
コメント(0) | コメントを書く
[映画・TV・音楽・エンターテイメント] カテゴリの最新記事
|
|