こんぱすコーチの全方位日記

伊豆大島の台風による土石流災害は、
まだ20名近い行方不明者がいて、
全貌が明らかになっていません。

そんな中、今日は首都圏も含めて
一日中激しい雨が降りましたし、
新たな台風が不気味に近づいてきており、
今週後半に日本に接近する予報が出ています。

本当にこのところの気象変動は、
とどまるところを知りません。

特に雨に関しては、ここ数年、
夏場のゲリラ豪雨や一点に集中した極端な降雨によって、
洪水や土砂崩れの被害が相次いでいます。

昨年は九州の大分地方が大変な洪水に見舞われ、
今年は山口県と山陰地方、
そして秋田や山形などの東北地方、
さらに秋口には京都南部や丹波地区の豪雨で、
嵐山の渡月橋が大水に飲まれました。

そして今回の伊豆大島です。

こういう豪雨災害の報道を見るにつけ、
「自分の住んでいる地域は安全だ」
と思ってしまう自分がいます。

僕の住む地域は平野ではありませんが、
なだらかな起伏の続く台地状の地形。
さらに、わが家の建っている場所は、
古代の河川の堤防より陸側にあって、
地盤もそこそこ固く、標高も高い。

同じ地区でも、
小さな小川に沿って地盤が低い場所があり、
そのエリアはかつて浸水被害が出たことがあるそうです。

それを考えると、わが家は少し高台になるので、
水害とは縁遠い土地柄。
別に土地の目利きがあるわけじゃありませんが、
偶然、そういう場所を選択していました。

なので、水害は他人事、と思いきや、
今年、埼玉は竜巻被害が相次ぎました。
幸い、僕の住む狭山エリアでは
そのような突風は吹きませんでしたが、
しかし竜巻発生の要件は揃っているようで、
今後、発生しない保証はありません。

さらに、ここに古くから住んでいる人の話では、
わが家がまだ大阪在住の頃、
この地域で小石大の雹（ひょう）が
激しく降ったことがあったそうで、
特に駐車中の自動車がボコボコに凹んでしまうという
大きな害を被ったとか。

わが家の駐車場は
ポリカードネート樹脂の屋根があるので安心、
と思っていましたが、
そのときの雹は、ポリカ製の屋根も突き破ったんだそうです。

雨には強い地域ですが、
突風と雹のリスクは抱えているわけです。

そしてもう一つのリスクである地震については、
最近、首都圏では大きなリスクとして認識され始めた
『立川断層』という活断層の北辺に狭山エリアは位置していて、
この断層が動けば、決して無傷ではいられないでしょう。

そういうわけで、どこに住んでいても
自然現象や異常気象に対する過信は禁物なんでしょうね。

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