|
テーマ:関東と関西 文化の違い(11)
カテゴリ:カテゴリ未分類
▼うどんの出汁
関東→濃い 関西→薄い ▼餅の形 関東→切り餅 関西→丸餅 ▼相手を罵倒する言葉 関東→馬鹿 関西→阿呆 とまぁこんな具合に、 狭い日本であるにもかかわらず、 関東と関西では様式が異なることが多々ありますが、 今回、新たに関東関西の違いを発見しました。 ヨメさんがみまかって、火葬のために棺を斎場へ運んだ際のできごとです。 今まで僕も、祖父母や親族の死と その後のセレモニーに何度か立ち会った経験があるので、 「炉のスイッチを入れるのは喪主の務め」 というのは、全国的な慣習だと思っていました。 ところが、関東では斎場の職員がスイッチを入れるんです。 初めて知りました。 ヨメさんが息を引き取った直後、 葬儀会社と打合せをする中で、 ずーっと頭をもたげていたのが、 斎場でのスイッチの件でした。 当然、喪主の僕がスイッチを入れると思っていたので、 そのことを考えると気分が萎えました。 やはり西で生まれ育った親にそのことを告げると 「その気持ちはよく分かる。でもこれは喪主の務めだからね」 と諭され、心して当日を迎えたものです。 ところが、お坊さんの読経が終わり、 職員が棺を載せた台座をガラガラと炉の中に入れて 扉を閉めると、 そのまま「カチン」とスイッチを入れたんですね。 つんのめりそうになりました。 「えっ!? 喪主の役目じゃないの!?」 後でママ友たちに聞いてみると、 関東では職員がスイッチを入れるのがふつうなんだそうで、 僕の認識を披露すると逆に面食らっていました。 ちなみに、名古屋の人に聞いてみると、 名古屋でも関東式でスイッチは斎場の職員が入れるそうです。 ということは、関が原あたりが境界線なんでしょうかね。 ついでに、火葬が終わって収骨の段になったときのこと。 職員の説明にしたがって、親族で箸を持ち、 故人の骨を拾って壷に収容するのですが、 残った骨も、箒と塵取りを使って、 細かい粉状になった骨も含めて 綺麗に壷に入れてくれるんですね。 関西だと、主要な骨を入れ終わったら、 残りの粉状の骨は「後で私たちが清めます」と職員が言い、 処分していたんだと思います。 こんなところにも、 関東と関西の違いがあるんですね。 なんか勉強になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|