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カテゴリ:会社員やってます
僕は印刷業界に従事しているのですが、
業界内で最もポピュラーな資格制度は 『印刷技能士』資格というもの。 ただこれは印刷機を操作してプレス(印刷)そのものを行うための、 技能資格でして、僕の場合はプリプレス、つまり印刷前工程の業務に 携わっている関係で、分野がちょっと違います。 で、プリプレス関係で最もポピュラーなのは JAGAT(日本印刷技術協会)が主催している 『DTPエキスパート認証』という資格。 この認証を得ると、DTP編集に関して「真のプロフェッショナル」 というお墨付きをもらえるのです。 ただ僕の場合は、実際のDTP編集オペレータでもないので、 こういう資格を持っていてもあまりステータスにはなりません。 そこで考えたのが、同じJAGAT主催の別資格 『クロスメディアエキスパート認証』です。 今やメディアは印刷に限らず、 映像やインターネットツール、電子書籍とさまざま。 顧客企業の課題や悩みを解決するために、 印刷会社としてどういうメディアの組み合わせで何を提供するか、 そして結果的に自社も顧客企業もハッピーになる提案、 そういうプロセスがこれからの印刷会社には求められるのですが、 そういった業務に携わるプロを育成するための資格が、 この『クロスメディアエキスパート認証』なわけです。 --これだ! ということで、昨年あたりから受験をもくろんでいるのですが、 たまたま受験を希望する人たち対象に 試験の概要を説明するガイダンスがある、との知らせを受けて、 参加してきました。 『クロスメディアエキスパート認証試験』資料 posted by (C)まさやん6312 結論から言って、めちゃくちゃハードルが高い! 顧客企業への提案書作成が試験のカリキュラムに入っていることから、 DTPや印刷、インターネットやネットワーク技術に関する知識を 網羅することはもちろんのこと、 マーケティング、各種分析法、企業財務、法令、 最近の内外情勢等、幅広い知見を備えていることが前提。 合格は全体の4割を切っており、 しかも参考になるテキストもなければ、 試験対策の研修等も存在せず。 「自力で勉強してください」 と説明者から言われるだけで終わりました。 なかなかハードル高いなぁ…。 ま、だからこそ合格した暁には大きな価値が実感できるんでしょうけど。 次の受験日は来年3月。 とにかく受験をめざして頑張ることとします。
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