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カテゴリ:生き方・モラル
「優先席付近では
携帯電話の電源をお切りください」 かねてから、僕はこの車内アナウンスに 違和感を持っています。 聞けば、心臓ペースメーカーを装着した人が 携帯電話の近くにいると、 電波だか電磁波の影響だかで、 ペースメーカーの動作不良を 誘発する可能性があるからだとか。 確かにペースメーカーの動きがおかしくなると 人の命に関わることですから大ごとではありますが、 しかし果たしてそこまでの影響を ケータイが与えているんだろうか? という素朴な疑問があります。 というのも、諸外国ではそのような 注意警告がなされておらず、 どうも日本だけのルールになっているんですね。 現実には優先席付近で堂々とメールやゲームで ケータイやスマホを操作している人がいて、 事実上、ルールがあってなきに等しい状態です。 最近、監督官庁の総務省が、ようやく指針を変更し、 この規制が緩和されたようで、 関西の鉄道各社は、 優先席付近でのケータイ電源ONを 解禁することにしたそうです(ただし通話は不可)。 より、現実的な対応だと思いました。 ところが、関東ではどうも鈍い反応で、 総務省の指針変更にもかかわらず、 優先席付近でのケータイ電源OFFは 引き続き堅持するそうです。 関西と関東の鉄道を比べると、 関東のほうが圧倒的に混雑度が高く、 いくら総務省が指針を変更したとしても、 ペースメーカー誤作動の可能性が 0%と保証されない限り、 「リスクがある」という判断だそうです。 でも、今までそういう事例が報告されておらず、 諸外国ではまったくそういう事実がないことですし、 いい加減、頭を切り替えてもよさそうなものですが…。
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最終更新日
2014年07月17日 16時11分40秒
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