|
カテゴリ:生き方・モラル
数日前に発覚した、
長崎県佐世保市の高1女子による同級生の殺害事件。 女子高生がクラスメートを殺害し、 遺体をのこぎり等でバラバラにしかけていた、 という異常さ、凄惨さに加え、 「人を殺してみたかった」という 虚を衝かれる殺害動機に、 地元だけでなく全国レベルで大きな衝撃が走っています。 そして個人的にこの事件について、 何よりも反応したのが、母親の話。 数年間から癌に冒されていたそうで、 昨年10月にこの世を去ったんだそうです。 昨年10月と言えば、ウチのヨメさんの逝去と同じ時期です。 死因も癌というところでは共通なので、 シチュエーションが似ていることに少しショックを受けました。 さらに、父親のその後の行動がすごい。 わずか半年後の今春、再婚をされているんですよね。 で、それに反発した犯人たる娘が家を出て 一人暮らしをしていたというんです。 それぞれの家に家庭の事情はありますから、 他人様がとやかく言う筋合いではありませんが、 しかし子どものほうから見れば、 母親が亡くなってからわずか半年後に 自分の父親が見ず知らずの女性と生活を始めるのは、 理解しがたい、苦痛なできごとだったはず。 そのことが今回の事件に 直接つながっているわけではないでしょうが、 しかし、まったく関係が無いとも言えないように思います。 自分だったらどう考えるかなぁ。 仮に今の時点で「浮いた」話があったとしても、 じゃあ即、籍を入れるという発想にはならないでしょうね。 次男も晴れて大学を卒業し、社会人になった暁には、 自分の人生を考えても良いとは思いますが、 やはり今は「親の立場」を考えてしまいます。 親としてのふるまい、というのは、 自分自身が育ってきたプロセスを考えても、 けっこう重大な影響を子どもに与えているんだと思います。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[生き方・モラル] カテゴリの最新記事
|
|