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カテゴリ:生き方・モラル
昨日の日記でブロ友のひまわり♪ さんから、
「助けて頂いている…のかも」というコメントをもらいました。 文意の解釈は異なるかもしれませんが、 僕にも思い当たるところがあります。 もともとコーチングにしろ、エニアグラムにしろ、 自分自身は「もっと学びたい」という欲求が強く、 でも昨日も書いたように毎週末の予定は 家族優先で考えていたことから、 それなりの縛りはあったんですよね。 「過ぎたるは及ばざるがごとし」 と言うように、ものごとは何でも偏重すると その副作用が起きてしまうことから、 「『自己啓発』と『家族サービス』はバランスを取ることが大事」 と自分を戒めていて、それはそれで正解だとは思いますが、 しかし周囲には存分に活動に勤しんでいる仲間がたくさんいて、 そういう姿を見るにつけ、とても羨ましく思っていたものです。 ところが、ヨメさんがいなくなったことで、 そりゃもう一抹の寂しさ、哀しさは悲痛なものがありますが、 一方で、プライベートな時間を自分だけの采配で やりくりできるようになったのも事実です。 僕自身は昔から「人間が全然できていない」と 劣等感にさいなまれていたので、 何とか人並みの思想、人並みの行動を身につけよう、 ともがいていました。 コーチングに出会ったとき、 「劣等な自分が人並みにレベルアップできる」と直感し、 まさに『救世主』に思えました。 その思いが深ければ深いほど、 週末はそっちにのめり込むはずでしたが、 しかし僕はヨメさんの意(週末は家族で過ごす、 一緒に買い物に出かける)を汲んで、 どっぷり漬かることはしなかった。 その分、同じ時期にコーチングを始めた人と比べると 自分の成長の緩慢さにジレンマを感じることも 多々ありました。 エニアグラムだってそうです。 僕より少し遅いタイミングでワークショップに参加しだした人が、 どんどんファシリテーターの資格取得まで進んでいく。 僕は1年遅れでようやくファシリテーター資格を取りましたが、 しかし、ヨメさんが存命ならもっと遅かったと思います。 というのも、ファシリテーター資格を取るためには、 延べ5日間の週末を潰さないといけませんし、 さらに20万円近い費用がかかります。 通常の環境下では、 なかなか自分の背中を押すことはできなかったわけですが、 ヨメさんがみまかってからは寂しさを紛らわすこともあったり、 家族が一人減ったということは、 不謹慎な話ですけど、食い扶持が一人減ったことと同義であって、 金回りもそこそこ良くなってしまったんですよね。 ですので、さほどの無理もせずファシリテーター養成コースに エントリーできた、ということがあります。 「人間的にまだまだ成長できていない自分に、 さらなるレベルアップをさせようとして、 彼女は今世の舞台を降りた」 聞く人が聞けば、僕がずいぶんなエゴイストに見えるでしょうし、 かなり言い過ぎ、偏重した理屈だと思われても当然です。 でも、周囲の人々が 彼女の人柄を今でも讃えてくれていることを考えると、 ヨメさんは僕よりははるかによくできた人間で、 だから僕に対して 「せめてそのレベルまでは向上して 同じ土俵に乗ってきて欲しい」と 彼女の中にそういう深層心理が働いた、 というのもアリなのかな、と。 やっぱり勝手な理屈ですよね(^_^;) まぁ、そうでも思わないとやりきれない、 というのもありますが。
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