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カテゴリ:会社員やってます
勤務先で職場を異動してからのこの2か月、
少し自信を失っていた自分がいました。 というのは、前の職場で励行していた、 部下一人ひとりに対する個人面談について、 それを社長にとがめられたのです。 「そういうのは直属の課長がやれば良い、 なんであいつがそんなくだらないことをやってるんだっ!? そういうのをやるためにあいつを配属したんじゃない!」 と、僕の上司が社長からこっぴどく叱られたんですね。 なので、異動のきっかけの一つが 『個人面談』だったんだと思います。 この事実は、少なからず僕の自信を失わせました。 というのも、 長年、職場でのリーダーシップやマネジメントに悩み、 もがき苦しんだ挙げ句に 行き着いた一つの答えが『コーチング』という コミュニケーション技術であり、 そのコーチングを10年近く学んできて 僕なりの集大成の取り組みが個人面談だったのですが、 それを会社のトップに否定されたわけですから、 今まで自分なりに懸命に取り組んできたことをも 全否定されたような気分になったからです。 そんな経緯があってのこの2か月。 それでも「新たな考え方を培え、という教えなのだ」 という思いを新たにして、 勤務先での振る舞いのほとんどすべてを リセットした2か月でした。 そんな中、今の職場には、 僕より一足先に前の職場から異動していた後輩がいて、 彼は今の職場で大いに活躍し、成果を出しているのですが、 先日、彼が朝礼で 「自分の活躍の原点は、 当時の上司で、そして今、 そこにおられる部長がやってくれた個人面談です」 という話を突然し出したんです。 何だか面映ゆい思いと同時に、 なるほど、そういうインパクトを彼に与えていたんだ、 という思いを新たにしました。 さらに今日、久しぶりに前の職場の部下たちと 飲み会をしていたんですが、 唐突に彼らが当時の個人面談の話を持ち出し、 「あの面談が忘れられない。 あれでどれだけ自分の上司像が変わったことか」 と言われました。 ほろ酔い気分も手伝って、 何だか空に舞い上がるような感じがするとともに、 社長はああいうネガティブなフィードバックをしたけれども、 自分の取り組みは、決して間違いではなかった、 という思いを新たにし、少し自信を取り戻すことができました。 部下、後輩たちに感謝です。
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