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テーマ:エニアグラム(61)
カテゴリ:エニアグラム
昨日と今日の2日間で
日本エニアグラム学会の『セカンダリーコースII』を受講しています。 エニアグラムは、単なる性格分類に終わるわけではなく、 世の中の環境や自分を取り巻くさまざまな人とのやり取りの中で、 自分自身がどう考えるか、どう生きていくか、 という深いところまで見ていきます。 で、このコースでは『発達の諸段階』と称して、 各性格タイプにも健全なレベルから不健全なレベルまで9段階ある、 ということを学びます。 エニアグラムで説かれている性格タイプは9種類。 そしてそれぞれのタイプにレベルが9段階あるわけですから、 合計81種類のタイプに分類できることになります。 1つの事実に対して、自分がどう受け止めるか、 ということが性格タイプの違いでも異なるし、 同じ性格タイプでもレベルの違いで異なる、ということなんですね。 むろん、どの性格タイプも健全であるほうが望ましいわけですが、 これがなかなか難しい。 たとえば健全のレベルの最高峰である『レベル1』は、 ほぼ人間の思考を超越していて、 まぁ人にたとえるならイエス・キリストとかブッダとか、 そういう領域にまで達するんです。 マザー・テレサやマハトマ・ガンジーですら 到達できなかった領域、とされています。 ましてや凡人である僕は、せいぜい通常レベルの 『レベル4』とか『レベル5』あたりが良いところ。 しかも、「健全」か「健全でない」かは、 「ご機嫌」か「不機嫌」か、ということとはまた異なります。 たとえ僕自身がご機嫌な状態で何か行動していたとしても、 その行動自体が僕の性格タイプに由来する囚われから 発生していたとすると、 僕自身はその行動自体でご機嫌になっているわけですが、 その行動が周囲にはストレスを与えることとなって、 不機嫌を囲うことにもなりかねません。 決して「健全な状態」とは言えないんですよね。 うーむ、深い話です。
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