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カテゴリ:生き方・モラル
いつの間にか2014年も暮れようとしています。
今年は、昨年のヨメさんに続いて、 年の瀬に父の永眠というできごとが 起こってしまいました。 例年なら、大晦日は本当に賑やかなひとときです。 最近はNHKの紅白歌合戦よりも 日テレ系の『笑ってはいけない』シリーズを ヨメさんや息子たちが好んで見ていたのですが、 ヨメさんの大爆笑がひっきりなしで、 それにつられてみんなも笑う、という光景でした。 それが、昨年の大晦日では ヨメさんの爆笑が聞こえず、 寂しい年越しとなり、 さらに今年は、父親もいなくなって、 物静かな父親は、あまり大声は発しないけれども、 存在感はありましたから、 それがなくなってしまった空虚感が 家の中に漂っています。 そうは言っても、彼らの魂は消えてなくなったわけではなく、 本来のあるべき世界に還っていった、と僕は解釈しています。 葬儀のときに住職が 「故人はこの世を『卒業』されたんです」 と言っていました。 「ええ言い回しやなぁ」と素直に思いました。 次元の違う世界から、必ず僕たち家族を見守ってくれている、 実にスピリチュアルな解釈ですが、 いくつかの、ものの本を読んで、確信に近いものを持っています。 あまりにも母親が亡くなる直前の父親の様子を話し、 嘆き悲しんでいるので、 そういうこともあろうかと思って持ってきた それらのものの本を進呈しました。
著者の矢作直樹氏は、 東大病院に勤務する、れっきとしたお医者さん。 スピリチュアルな思想とは対極の世界に身を置いているわけですが、 救命救急の臨床医として勤務中に、 なんてことない症状の患者が容態が急変して事切れたり、 逆に、どう考えても生命が保証できない重症患者が 数週間後には勇躍退院していく事例に数多く接する中で、 医学や科学の限界を感じたと同時に、 人智を遙かに超える法則や世界の存在を認識された、 そういう経緯で、今は医者でありながら、 宗教家のような思想を持って執筆活動を続けている 矢作氏の代表作です。
先日、なにげに新聞広告が目に入り、 思わずネットで取り寄せた一冊。 世界中から3,000名を超える臨死体験者をインタビューしたところ、 宗教観や文化、信条の違いに関係なく、 みんなが同じシーンを見てきていること、 さらにはその体験は老若男女を問わず同じであることが判明、 死後の世界が確実に存在することを帰納的に説明しています。
知り合いに薦められて購入した一冊。 精神科医だった同氏が、臨床の際に患者とのやり取りで体験したこと、 それを通して自身が認識した死ぬ瞬間の患者の思惑、 それらを講演録の形でまとめてあります。 『連れ合いを亡くした』というくくりで考えれば、 母親より僕のほうが約1年、キャリアが上になります。 そういうこともあって、これらの本に接してきたわけですが、 故人がすぐ近くから見守ってくれている、 彼らは3次元の世界から多次元の世界へ移ったので、 こちらからは見ることがかなわないが 彼らからは確実にこちらが見えている、 ということを信じています。 そういったことを母親に伝えつつ、 上の3冊を進呈したわけで、さっそく目を通していました。 これで少しでも気持ちに整理がついてくれれば。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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